2014年11月29日
紀州釣り自作のダンゴ配合 釣行記「 堤防でチヌ( 黒鯛 )釣り 」
釣行日 / 時間 : 2014年11月27日( 木 ) PM13:00 〜 PM17:00
海水温 : 18℃( 中潮 )
天気 : 晴れ
前回の釣行は、グレ( メジナ )のフカセ釣りでしたが、今回はチヌ( クロダイ )の紀州釣りを楽しんで来ました
11月の下旬ですが、エサ取りが多くて苦戦しそうな予感がするので、刺し餌が確実にボトムまで届く紀州ダンゴを使用してチヌを狙います。
少々マニアックな釣り方になりますが、実際にやってみると面白いですよ
今回は、ちょっとした釣り雑談と紀州釣りの説明も交えて当日の釣行記を書きたいと思います。
上の写真は、私が今回使用した紀州釣りの自作ダンゴとサシエです。
ダンゴの配合は、米糠と砂をベースにして作り、集魚剤として さなぎ粉・押し麦・チヌパワー( ダンゴのシメとして使用 )を入れています。
ダンゴの消費量は、1時間 ⇒ 1kg と計算して 5kg 用意しています。
紀州ダンゴの作り方は...
⇒ チヌ( クロダイ )の紀州釣り「 ダンゴの配合レシピとサシエ 」
上記の記事で詳しく紹介しているので、自作してみたい方は参考にしてください。
用意したサシエは、オキアミ・さなぎ・コーン・練り餌 の4種類です。
釣り場にフナムシや小さなカニがいたら...捕まえてサシエにすることも( 笑 )
ちなみに、マルキューのくわせ練りエサ・チヌの白ダンゴについては、現在リニューアルされて「 アピールホワイト 」になっています。
⇒ アピールホワイトの詳細はこちら
当日の海は、風や波もなく凪いでいてとても釣りやすい状況で、更に釣果にも恵まれれば文句なしと言った感じの絶好の釣り日和でした。
上の写真は、サシエをダンゴで包み( 写真の右下のように )専用の紀州ダンゴ杓で狙ったポイントに投入して魚のアタリを待っている状態です。
⇒ 紀州ダンゴ杓の詳細はこちら
私が使用したタックル( ロッドとリール )は...
・ シマノ 鱗海スペシャルRB 00-530
⇒ ロッドの詳細はこちら
・ シマノ BB-Xデスピナ 2500DXG
⇒ リールの詳細はこちら
上記の組み合わせになります。
竿が弱すぎるんじゃ...?と思う方もいると思いますが、最弱スペック00号のチヌ竿でも紀州釣りは十分可能です( 笑 )
無難に選ぶなら、1号の磯竿がベストな選択となりますが...。
障害物が少ないフィールドなら、チヌ竿とレバーブレーキリールの特性を活かし上手く泳がせてやり取りすれば、40cmクラスの良型チヌも苦戦することなく普通に捕れますよ
胴調子の軟調竿は良くしなるので、魚を掛けた時のやり取りも面白いです
紀州釣りの仕掛けについては...
⇒ チヌ( クロダイ )の紀州釣り「 仕掛けの作り方についての詳細 」
上記の記事で紹介している仕掛け図のものと同じなので、よろしければ釣行する時の参考にしてください。
当日の釣況ですが、予想した通りエサ取りが非常に多く、実釣開始から数投目でサシエのオキアミが通用しなくなりました ← 夏から秋の紀州釣りあるある( 笑 )
海底でダンゴが割れた直後にオキアミが無くなる状態です
上の写真は、私が釣った外道の魚たちです。
左上から順番に...
・ マダイ( チャリコ )
・ オオモンハタ
・ キュウセン ♂( ギザミ )
・ トラギス
・ ホシササノハベラ
・ アイゴ( バリ )
この時点で、六目釣り達成ですね
あとは、本命のチヌのアタリを待つのみ
アイゴを掛けた時は、強烈にガンガン引いたので少し期待しましたが...チヌにしては重量感が無い手応えだったので、海面に浮いてきた魚体を見て「 ですよね〜 」って感じのオチでした( 笑 )
オキアミがダメなので、コーン・さなぎ・練り餌 3種のサシエをローテーションして釣りを組み立てます。
チヌ鈎に さなぎ 1個 + コ−ン 1粒 などの複合餌パターン( 時間差攻撃 )も有効なので、ぜひお試しください。
コーンやさなぎは取られたり取られなかったりの繰り返しで、練り餌は取られた時だけ鈎とハリスの結び目付近がボロボロに...カワハギの仕業です。
カワハギは、エサ取り名人 とも呼ばれていて、ホバリングしながら上手に餌を食べるためウキにアタリが出にくく、ハリスを噛まれると傷付いて強度が落ちるので、その都度結び直さなければならないのも難点です。
カワハギなどと格闘していて暫くすると、今まで大騒ぎしていたエサ取りの猛攻が止まって突然サシエが残るようになり、本日初のチャンス到来の予感...。
ボラがダンゴに体当たりしているようなハッキリとしたダンゴアタリが出始め、紀州釣りにおける理想の展開に突入します。
私の経験上の話ですが、キュウセンなどのベラ類が釣れた後にボラがダンゴの周囲に集まると、チヌが釣れるというパターンが多いです。
同じ経験をした方も多いのでは
ダンゴアタリの直後、ウキがモゾモゾとする微妙な前アタリが出て、その後にウキがゆっくりと海中に沈んで行きます。
ビシッ っとアワセを入れると、重量感のある強烈な引きが
バラさない程度にやり取りを楽しんで、無事にタモ入れも完了です
練り餌で本日一枚目のチヌゲットです
50cmクラスの年無しには到底及ばないサイズですが、堤防からの紀州釣りでこのサイズが出れば私は満足です。
チャンスはまだ続く可能性があるので、急いで針を外しストリンガーでキープ
再びポイントにダンゴを投入して二枚目のチヌを狙います。
その後は、エサ取りの反応も少なくなり、ダンゴの残りもあと僅かとなった日没間際の最後のチャンスにウキがス〜ッと海中に入ります。
アワセを入れると、重量感のある手応え十分の強い引き
あと数投分しかダンゴが残っていないので、焦らず丁寧に浮かせて水面の魚体を見ると...綺麗な銀色=チヌです。
ちょっぴりサイズダウンですが、本日二枚目のチヌです
ちなみに、アタリ餌はオキアミです。
「 最後にもう一枚 」と思い三枚目を狙いましたが、ダンゴが無くなり THE END
日没で納竿となりました。
夏から秋にかけてのチヌの夜釣りは涼しくて快適ですが、11月下旬になるとさすがに日が沈むと寒いですね...。
皆様も寒い季節の釣りは、風邪をひかないように暖かい万全な服装で釣り場に出掛けて釣りを楽しんでください。
◆ 本日の釣果
チヌ( クロダイ ) 〜 40cm 2枚
外道の魚は、食べようと思えば食べれますが、すべてリリースしました。
当ブログでは、釣ったチヌ( クロダイ )を美味しく食べるための料理レシピも紹介しているので、よろしければ下記の記事もご覧ください。
⇒ チヌ( クロダイ )料理レシピ「 鯛めし( チヌめし )の作り方 」
⇒ チヌ( クロダイ )料理レシピ「 チヌの味噌漬け焼きの作り方 」
⇒ チヌ( クロダイ )料理レシピ「 白身魚のアクアパッツァの作り方 」
⇒ チヌ( クロダイ )料理レシピ「 魚のお刺身とカルパッチョの作り方 」
紀州釣りについてもっと詳しく知りたい方は...
⇒ チヌ( クロダイ )の紀州釣りとは?
上記の記事で解説しています。
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posted by Nao☆ at 17:34
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