チヌ( 黒鯛 )釣り入門 > チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 マキエ( コマセ )ワークの手順 」
2015年01月29日

チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 マキエ( コマセ )ワークの手順 」



チヌ( クロダイ )のフカセ釣りには欠かせないマキエ( コマセ )の撒き方と基本的な釣り方の手順について詳しく説明します。


「 チヌ ( 黒鯛 ) 釣り入門 」 0174


マキエを撒き分けてエサ取りを分離するマキエワーク( コマセワーク )は、フカセ釣りで 釣果をアップさせる重要なテクニック になります。

今回紹介するテクニックは、フカセ釣りの対象魚となるグレ( メジナ )にも対応しているので、よろしければ釣行時の参考にしてください。



◆ チヌ( クロダイ )のフカセ釣りのウキ下( タナ )の取り方( 設定方法 )

チヌという魚は警戒心が非常に強く、マキエに釣られて簡単に水面付近まで浮いてくる可能性は低い魚なので、タナを中層から低層( 海底付近 )に絞って狙います。

グレ( メジナ )のフカセ釣りの場合、特に活性が高い時はマキエに釣られて水面付近まで浮くことも多いので、タナは1ヒロ( 約1.5m )からでも十分狙えます。

深場のポイントになると、フカセ釣りで一番重要なマキエとサシエを同調させる難易度も高くなるので、水深10メートル未満の釣り場が適しています。



◆ マキエワーク( コマセワーク )の手順

釣り場に到着して準備を済ませたら、フカセ釣りを開始する前にまずはマキエを自分の釣り座の足元に撒いて海の様子を確認します。

まずは、その日の エサ取りの状況を確かめてみる ことが大事です。

最初からポイントに一点集中してマキエをバンバン撒いてしまうと、後々ポイントがエサ取りの魚だらけになってしまうことも...。


「 チヌ ( 黒鯛 ) 釣り入門 」 0175


釣り座の足元にマキエを撒いてみると...!?

エサ取りとなる小魚がいっぱい集まってきたので、このような状況の場合は、マキエワークでエサ取りをできる限り分離 してかわしながら本命のチヌ( クロダイ )を狙うフカセ釣りを展開します。

エサ取りの魚が多い場合は、下記の 1〜5 の手順を実行します。


手順 1.

足元にマキエを杓で3〜5杯ぐらい撒いて、エサ取りの魚を引き付けます。

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手順 2.

チヌを狙うポイント目掛けて、マキエを杓で1〜2杯撒きます。

エサ取りと本命のマキエを撒き分ける距離は、最低でも5m以上はあけてください。

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手順 3.

仕掛けを投入して、更にマキエを杓で1〜2杯ポイントに撒きます。

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手順 4.

再び足元にマキエを杓で3〜5杯ぐらい撒いて、寄せたエサ取りの魚が狙ったポイントに移動するのを足止めします。

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手順 5.

ポイントに撒いたマキエと仕掛けのサシエを同調させながら潮流に乗せて流し、ウキ・ライン( 道糸 )・竿の穂先 を利用して魚のアタリを取りアワセます。

アタリが取りやすいように、ラインは張らず緩めずの状態 にして待ちます。

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チヌ( クロダイ )のフカセ釣りでは、仕掛けを投入する度に上記の 1〜5 のマキエワークの手順を繰り返します。

グレ( メジナ )のフカセ釣りの場合も上記のマキエワークの手順を利用して、エサ取りと本命を分離できます。


「 チヌ ( 黒鯛 ) 釣り入門 」 0176


上の図は、自分の釣り座を上から見た時のマキエワークのイメージ図です。

図のように、手前とポイントでマキエを撒き分けて、エサ取りの魚を分離しながら本命のチヌ( クロダイ )を狙います。



◆ フカセ釣りにおけるマキエワーク( エサ取り分離 )のコツ

足元にマキエを撒く時は、塊のまま水面に投げつけるように撒いて「 ピシャ 」っと音を立てると、着水音に反応してエサ取りが集まります。

真冬や春先などの海水温が低い時期で、エサ取りの魚が確認できない時は、足元にマキエを撒かなくても大丈夫です。

釣りをしている途中でエサ取りの魚が湧いてきた時は、足元にマキエを撒いて、1〜5 のマキエワークの手順を実行して分離してください。

狙っているポイントがエサ取りの魚だらけになってしまった時は、マキエを撒く作業を中止して、一回ポイントを休ませます。

ポイントを休ませている時は、足元にマキエを杓で10〜20杯ぐらい様子を見ながら多めに撒いて、エサ取りをある程度おびき寄せてから釣りを再開してください。



◆ アジやサバなどの動きが早いエサ取りが湧いた時の対処法

動きが早い青物は、100%完全に分離するのは難しい ので、サシエをオキアミから コーン・サナギ・練り餌 などに変えて、ローテーションしながら取られにくくなるように工夫します。

アジやサバなどの青物が湧いた時は、マキエの オキアミによく反応する魚 なので、オキアミをサシエにするのは避けた方が無難です。

その時の釣況に応じてエサ取り対策ができるように、チヌのサシエは数種類用意しておいてください。

アジやサバは、家に持ち帰って食べても美味しい魚なので、お土産にする分だけ釣ってキープしておくのもオススメです。

アジに関しては、正直チヌより美味しい魚なので( 笑 )



マキエワーク( コマセワーク )は、フカセ釣りの中でも非常に重要なテクニックになるので、常にマキエを撒き分けて エサ取りを分離しながら釣る ことが釣果を上げるポイントになります。

夏から秋にかけて海水温も高くエサ取りが非常に多い季節は、場合によっては苦戦必須のフカセ釣りになることも...。

そのような時に有効な釣法が、チヌに特化したサシエをダンゴで包んでエサ取りから守るフカセ釣りの チヌパワーくわせダンゴ釣法紀州釣り になります。


当ブログ「 チヌ( クロダイ )釣り入門 」では...


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チヌ( クロダイ )のチヌパワーくわせダンゴ釣法や紀州釣りについても詳しく紹介しているので、よろしければ上記の記事も合わせてご覧ください。

季節やフィールドの状況に合わせて、フカセ釣りと紀州釣り2つの釣法を使い分けすることも可能なので、釣果アップにお役立てください。



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posted by Nao☆ at 17:32 | チヌのフカセ釣り