チヌ( クロダイ )のフカセ釣りシーンで大敵となる風の対策と、食い渋りや二枚潮対策ができる沈め釣りの釣り方( アタリの取り方 )を紹介します。

全遊動( 全層釣法 )のスルスル釣りから、道糸にウキ止め糸を使用する半遊動のフカセ釣りまで対応しています。
グレ( メジナ )のフカセ釣りでも有効となるテクニックなので、釣り場の釣況に応じて実践して釣果アップに繋げてください。
それでは、沈め釣りの仕掛けや釣り方について図などを用いて詳しく説明します。
最終更新日:2019年2月3日
◆ チヌ( クロダイ )のフカセ釣りの沈め釣りとは?

沈め釣りとは、上のイメージ図のようにフカセ釣りで使用している釣り具の円錐ウキを仕掛けと一緒に海中に沈めて潮流に乗せサシエ先行で流し魚を釣る釣法です。
◆ フカセ釣りで沈め釣りを行う理由と効果
海面に浮いているウキが風に煽られて流されてしまう時にウキを沈めると...
⇒ 風による影響を軽減できる
魚が餌を食い渋って刺し餌を咥えてもすぐに放してしまう時にウキを沈めると...
⇒ 海面に浮いているウキを海中に引き込む違和感( 抵抗 )が魚に伝わりにくくなる
ので 刺し餌を食い込ませやすくなる
二枚潮で海中の上層( または、表層 )や下層の流れが異なる時にウキを沈めると...
⇒ ウキに 下層のタナの潮流を掴ませて仕掛けを流せる
上記のような理由と効果があります。
◆ チヌ( クロダイ )の沈め釣りに使用するウキの選び方
フカセ釣りで沈め釣りを行う時に使用するウキ選びの基本は...

⇒ 釣研の 瞬黒 沈め( 左 )や ゼクト( 右 )など
上の画像のような沈め釣り専用のマイナス浮力の円錐ウキやゼロ浮力の 00 または浮力が小さい 0・G5・G3 などの円錐ウキを選びます。
遠矢ウキなどの棒ウキ( 立ちウキ )に関しては、自立式タイプや非自立式タイプを問わず 沈め釣りには不向き です。
◆ チヌ( クロダイ )の沈め釣りの仕掛け図と作り方

上の仕掛け図のように、通常のフカセ釣りと同じ仕掛けの作り方で OK です。
全遊動( 全層釣法 )のスルスル釣りとも言われる仕掛けですが、道糸にウキ止め糸を取り付ければ半遊動にも対応できます。
スピニングリールやレバーブレーキリールのスプールに巻く道糸は、沈め釣りの効果を最大限に発揮させるため風の影響を受けにくいサスペンドラインを使用します。
・ フロロカーボンハリス( 10メートル )
・ 円錐ウキ( 浮力 00 )
上記のラインとウキを使用して、ハリスの中に仕掛けを作ると、グレ( メジナ )のフカセ釣りで多用される 1000釣法 の仕掛けになります。
1000釣法と呼ばれる理由は...
⇒ ハリス 10m + ウキの浮力 00 = 1000
ハリスの長さとウキの浮力を足すと 1000になる からです。
道糸の影響( 抵抗 )により仕掛けの馴染みが悪い時や食い渋る時は、思い切って1000釣法の仕掛けに変更してしまう手もあります。

マイナス浮力やゼロ浮力の円錐ウキを使用した場合、海中で仕掛けが馴染んだ時は上のイメージ図のようになります。
フカセ釣りの仕掛けが海中に馴染むと 刺し餌・釣り針・フロロカーボンハリス の重さだけでウキも一緒にゆっくり沈んで行きます。
浮力がある円錐ウキを使用する場合は...

上のイメージ図のように、道糸とハリスを直結している部分やハリスの中央付近にガン玉( ジンタン )を打ち、ウキがゆっくり沈むように浮力を調整します。
ガン玉の打ち方を工夫して、刺し餌の沈下速度に近くなるように自然にウキが沈む浮力に微調整してください。
板オモリを貼り、ウキの浮力を調整する方法もあります。
詳細については...

⇒ 板オモリと両面テープでウキの余浮力調整|管理人の釣りコラム Vol.2
上記の管理人の釣りコラムで紹介しています。
◆ チヌ( クロダイ )の沈め釣りの釣り方( アタリの取り方 )

フカセ釣りで沈め釣りを行う時のアタリの取り方は、仕掛けの円錐ウキを海中に沈めるので、魚のアタリは 道糸 と磯竿やチヌ竿の 穂先 で取ります。
リールをオープンベールにして仕掛けを流しながら道糸を張らず緩めずの状態にしてアタリを待ち、魚がサシエを食べて 道糸が走ったらアワセ を入れます。
道糸から竿の穂先までダイレクトに伝わる強いアタリもあるので、穂先に魚信が伝わった時も同様にアワセを入れます。
沈め釣りのアタリの取り方に関しては、エサ取りの魚を相手に練習してみると感覚やアワセのタイミングのコツが掴めます。
チヌ( クロダイ )のフカセ釣りでラインの道糸や磯竿の穂先を利用する具体的なアタリの取り方については...

⇒ チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 アタリの取り方と見分ける判断法 」
上記の記事で写真や図解付きで紹介しています。
狙うポイントが近かったり、タナが浅くて海中のウキが完全に見えている時は、ウキが沈下する速度の変化で魚のアタリが取れます。
ウキの沈下速度を見極めるアタリの取り方は、グレ( メジナ )のフカセ釣りで沈め釣りを行う時に多いパターンです。
チヌ( クロダイ )のフカセ釣り( 沈め釣り )の実釣シーンでバラシを回避するやり取り中の対策方法については...

⇒ チヌ( クロダイ )釣り「 バラシの意味や原因と回避する対策方法 」
上記の記事で紹介しているので、よろしければそちらも参考にしてください。
フカセ釣りで沈め釣りを行う時は、高感度な ソリッド穂先 を搭載した磯竿やチヌ竿の方がアタリを取りやすく最適なロッドとなります。

⇒ シマノ鱗海シリーズ「 フカセ釣りや紀州釣りの磯竿( チヌ竿 )紹介 」
上記の記事で紹介している大手の釣り具・釣り用品メーカーシマノの黒鯛ブランド鱗海シリーズのチヌ竿や...

⇒ シマノとダイワのおすすめの磯竿「 最適な号数の選び方と通販情報 」
上記の記事で紹介しているシマノのアドバンス磯やダイワのインプレッサ磯などの磯竿が穂先でアタリを取る沈め釣りにオススメです。
【 関連記事 】

⇒ チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 円錐ウキの選び方と浮力の使い方 」

⇒ チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 ガン玉の使い方と打ち方や付け方 」

⇒ チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 必須のラインメンディング方法 」



