チヌ( クロダイ )のフカセ釣りの釣行で、ポイントの釣り場に到着してから準備を開始して本命を釣り上げるまでの一連の釣り方の手順やコツをまとめました。
※ 内容の一部は、グレ( メジナ )のフカセ釣りにも対応できます。

初心者( ビギナー )さんでも手軽に実践したり対応ができるように釣行時に活用できるワンポイントアドバイスなども掲載しています。
テクニックなどに関しては、記事中の青字のリンクから個別記事や関連記事に移行して詳細を確認できます。
釣り場で分からないことがあれば、スマートフォン( スマホ )などで記事を読みながら対応や対策することも可能なので、よろしければ活用してください。
それでは、詳しい手順を説明します。
◆ 目 次
1. 釣り座の確保
2. フカセ釣りのマキエ作り
3. フカセ釣りの仕掛け作り
4. フカセ釣りの実釣テクニック
1. 釣り座の確保

チヌ( クロダイ )釣りのポイントとなる防波堤( 堤防・波止 )や磯などの釣り場に到着したら、まず最初にフカセ釣りを行うための釣り座を確保します。
釣り慣れているベテランさんの場合は、過去の経験から釣果が期待できる釣り場や釣り座をすぐに選び出し確保することもできます。
しかし、初めて行く完全アウェー状態の釣り場や初心者さんにとっては、ポイントの選定( 判断 )が難しいと思う方もいると思います。
釣り場に到着した時に一番最初に行う釣り座の選び方( 決め方 )により、自分にとって 有利 または 不利 などの条件が決まってしまうことも...。
⇒ 有利になる釣り座の選び方はこちら
◆ 釣り座を確保する時のワンポイントアドバイス
既に他の釣り師がすぐ近くで実釣していた場合の話になりますが、釣り座を構えて準備を開始する前に軽く一言挨拶することをおすすめします。
「 こんにちは!隣で釣りをやってもいいですか? 」
「 こんにちは!隣の場所に入ってもいいですか? 」
などと挨拶して、念のため許可を取り確認しておいた方が後々トラブル( 喧嘩や揉め事など )が起こってしまう最悪の事態も避けられます。
こちらの挨拶を一方的に無視したり「 ダメだ! 」または「 話し掛けるな! 」などと怒る釣り師だった場合は、危険人物の可能性が高い ので避けた方が無難です。
ハズレを引いてしまう確率は低いですが、稀に遭遇するので注意が必要です。
隣にいる釣り師と自分の釣り座の間隔は、おまつりなどのライントラブルを防止するために最低でも 5 メートル以上は開けてください。
◆ 釣り用語の意味「 おまつり 」とは?
周囲にいる釣り師と自分の仕掛け( 釣り糸 )がお互いに絡んでしまうこと
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2. フカセ釣りのマキエ作り

釣り場で釣り座を確保したら、次はチヌ( クロダイ )のフカセ釣りには欠かせない魚をポイントに寄せるためのマキエ( コマセ )を作ります。
⇒ 紀州釣りの釣り方の手順はこちら
◆ チヌ( クロダイ )のフカセ釣りのマキエの作り方の手順
手順 1.
半解凍状態のオキアミをコマセミキサーで適度な大きさにカットします。
手順 2.
カットしたオキアミと市販の配合餌や集魚剤を混ぜ合わせます。
※ 上に掲載した写真が手順 2 の状態です。
手順 3.
最後に適量の海水を加えて水分( 固さ )を調整して完成です。
当ブログでは、チヌ( クロダイ )のフカセ釣りで使用するマキエの詳しい作り方、配合餌や集魚剤の選び方、おすすめの配合レシピも紹介しています。
⇒ フカセ釣りのマキエ( コマセ )の作り方と配合のレシピ集はこちら
春夏秋冬の季節により、釣れやすい時期や釣れにくい時期が存在します。
海水温が高い時期や低い時期による魚の活性に合わせてマキエの配合方法を工夫して集魚力を調整すると釣果アップに繋がります。
◆ マキエを作る時のワンポイントアドバイス
オキアミの解凍予約を受け付けている釣具店では、敷地内にマキエを作るための舟と呼ばれるプラスチック製のトレイやスコップが完備されている店舗もあります。
釣行前に立ち寄って、釣り具や餌を購入したついでにオキアミと配合餌や集魚剤を混ぜ合わせて予め準備を済ませてから現地に向かうことも可能です。
釣り場に到着したら海水を加えて仕上げるだけですぐにマキエが完成するので、上記のサービスを提供している釣具店があればぜひ利用してください。
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3. フカセ釣りの仕掛け作り

釣り座を確保してマキエを作ったら、次はフカセ釣りの仕掛けを作ります。
◆ チヌ( クロダイ )のフカセ釣りの仕掛けの作り方の手順
手順 1.
半遊動の仕掛けにする場合は、道糸にウキ止め糸を結んで取り付けます。
※ 全遊動の仕掛けは、ウキ止め糸が不要です。
手順 2.
道糸に円錐ウキを通して、次にからまん棒を固定するためのゴム管を2つ通します。
手順 3.
道糸とハリスを直結で結束して、結び目の道糸側にからまん棒を取り付けて、ズレないようにしっかりと固定します。
※ 小型のヨリモドシ( サルカン )を使用してラインを結束しても大丈夫です。
手順 4.
最後にハリスとチヌ針を結んで完成です。
⇒ フカセ釣りの仕掛け図や作り方の詳細はこちら
⇒ 仕掛け作りに必要なライン( 釣り糸 )の結び方はこちら
◆ 仕掛け作りのワンポイントアドバイス
タナの取り方は、チヌ( クロダイ )の捕食層を 海底付近に設定する のが基本でポイントの水深から使用する円錐ウキの浮力( 号数 )を選び使い分けます。
水深が浅いほどウキの浮力を小さく、水深が深いほどウキの浮力を大きくします。
⇒ 円錐ウキの選び方や浮力の使い方はこちら
【 準備編のまとめ 】
チヌ( クロダイ )のフカセ釣りの釣行では、釣り場に到着してから上記の3つの作業工程をすべて済ませて準備完了となります。
⇒ チヌ( クロダイ )釣りの釣行に必要な道具類の一覧はこちら
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3. フカセ釣りの実釣テクニック

準備が整ったら、いよいよフカセ釣りの実釣を開始します。
◆ チヌ( クロダイ )のフカセ釣りの具体的な釣り方とは?
捕食層として有力な海底付近にマキエを効かせてそこに刺し餌を送り込み同調させてふかせる( 漂わせる )イメージで釣っていきます。
別の言い方をすると、海底にマキエを溜めてポイントを作る釣りです。
⇒ タナ( ウキ下 )の取り方と使い分け方はこちら
基本となる刺し餌( ツケエ )は...

・ オキアミ
・ コーン
・ サナギ
・ 練り餌
チヌ( クロダイ )のフカセ釣りでは、エサ取り対策も考慮して、釣行する時は数種類の刺し餌を用意することをおすすめします。
上の画像の一番上のオキアミはエサ取りに弱く、コーンやサナギは弱くも強くもなく普通程度で、一番下の練り餌はエサ取りに強い刺し餌になります。
⇒ 刺し餌の付け方( 刺し方 )はこちら
海水温が低下する真冬の厳寒期は、エサ取りが少なくオキアミだけでフカセ釣りが成立することもありますが...
海水温が上昇する春から夏や秋にかけては、エサ取り対策が必須 となります。
早速チヌ針に刺し餌を付けて、フカセ釣りの仕掛けをポイントに投入してからマキエを打ち( 撒き )たいところですが...
まず最初に釣り場でエサ取りの有無を把握しておきます。

自分の釣り座の手前に数回マキエを撒いてみて、エサ取りとなる小魚がいるかどうかを目視で確認します。
上の写真のように小魚が集まって来た場合は、マキエ( コマセ )ワークのテクニックで エサ取りを分離分散 して、回避しながらフカセ釣りを行います。
マキエの打ち方( 撒き方 )の基本は、手前にエサ取り用のマキエを打ちながら沖のポイントには本命用のマキエというように打ち分けて対処します。
⇒ マキエ( コマセ )の打ち方や撒き方はこちら
⇒ マキエ( コマセ )ワークの手順はこちら
⇒ エサ取りの対策法と対処法はこちら
魚のアタリを待つ時は、常にラインメンディング( 意味は、ラインの管理 )を行いながらアタリが出た時すぐにアワセを入れれる状態にして待ちます。

上の画像は、刺し餌 → 円錐ウキ → 磯竿( または、チヌ竿 )の穂先に至るまでの釣り糸の海中イメージです。
フカセ釣りの仕掛けの張り方は、磯竿を風上に向けて道糸の余計な糸フケを取り、上記の釣り糸をなるべく直線に近い状態に保ちます。
上記の操作を繰り返すことで、流している仕掛けに適度な張りができて刺し餌を捕食した魚のアタリも取りやすくなります。
⇒ ラインメンディングの方法はこちら
⇒ 仕掛けの流し方はこちら
◆ フカセ釣りのアタリの取り方とアワセの入れ方
パターン A. 円錐ウキが沈む
円錐ウキが海中に沈んだらアワセを入れます。
パターン B. 道糸が走る
道糸が引っ張られて走り出したらアワセを入れます。
パターン C. 磯竿の穂先に魚信が伝わる
磯竿の穂先までダイレクトに魚信が伝わったらアワセを入れます。
上記のように A → B → C と段階的にアタリが出て...

本命のチヌ( クロダイ )が釣れます。
活性が低く餌を食い渋っている状態の時ほどアタリが小さく、逆に活性が高く仲間同士で餌を奪い合っているような時はアタリが大きくハッキリと出やすいです。
⇒ 時合いが訪れる時の雰囲気や気配はこちら
⇒ アタリの取り方とアタリの判別方法はこちら
⇒ バラシを回避するやり取り中の対策方法はこちら
⇒ 磯玉網( タモ網 )の使い方やタモ入れのコツはこちら
釣り場で風が強めに吹いていたり、潮の流れが速くてフカセ釣りの仕掛けがうまく海中に馴染まない( または、入る角度が悪い )時は...
円錐ウキの浮力を変更して、道糸やハリスにガン玉を打って対処 します。
⇒ ガン玉の使い方と打ち方( 付け方 )はこちら
【 実釣編のまとめ 】
チヌ( クロダイ )のフカセ釣りの実釣では、仕掛けを投入する度に上記の一連の動作を繰り返し、釣況に応じて臨機応変に対応します。
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今回紹介したチヌ( クロダイ )のフカセ釣りの釣り方の一連の手順やコツのまとめ記事が皆様の釣行の参考になれば幸いです。
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