2015年09月23日
チヌ( クロダイ )の紀州釣り( ダンゴ釣り )釣行記 〜 秋の堤防編 〜
釣行日 / 時間 : 2015年9月21日( 月 ) PM14:00 〜 PM18:30
海水温 : 24℃( 小潮 )
天気 : 晴れのち曇り /
9月のシルバーウィーク真っ只中、船着場となっている堤防の釣り場で秋チヌ( クロダイ )の紀州釣り( ダンゴ釣り )を楽しんで来ました。
今回の計画( 攻略作戦 )は、午後からの釣行で釣れる時間帯を狙い短時間でサクッと釣って帰ります。
当ブログの管理人の釣行記ですが、釣り方などが参考になれば幸いです。
◆ 今回のダンゴ配合レシピの紹介
今回の紀州釣りの釣行では、連日の雨で海水温が若干低下したことと休日の釣り場はダンゴ師が多くチヌ( クロダイ )の寄せ合いになることが予想されます。
上記の理由から、集魚力を少し高めに設定した配合レシピで挑みます。
私が自宅の駐車場で嬉しそうに紀州釣りのダンゴを混ぜている姿は、釣りを全く知らない近所の方から見れば間違いなく変な奴ですね( 笑 )
市販されているマルキューの波止ダンゴチヌに集魚剤のさなぎ粉とチヌパワーを配合してから、香り付けのスパイスとして少量のおろしニンニクを加えています。
配合割合は...
・ 波止ダンゴチヌ 1袋( 3kg )
・ 細びきさなぎ 300cc
・ チヌパワー 300cc
・ おろしニンニク 1本( 43g )
上記の通りで、約 4〜5 時間ぐらい楽しめる分量です。
昼食を済ませ今回の紀州釣りのポイントとなる釣り場の堤防に到着して、釣り座を無事に確保してから実釣の準備を済ませます。
ダンゴの中に海水を 400cc 加えて、パサパサタッチのダンゴに仕上げています。
PM 14:00 から実釣開始!
当日の潮位表では、小潮なので干満の差は大きくありませんが、16時を過ぎた頃に干潮時刻の潮止まりとなります。
干潮前後の潮が良く動くようになる時間帯をチヌ( クロダイ )の地合いと見立てて集中して狙っていきます。
特に夕マズメと重なる時間帯は、チャンス到来の予感!?
開始早々にサシエがカワハギたちの猛攻を受けて、紀州釣りの仕掛けのフロロカーボンハリスが噛まれまくってボロボロになり結び直しに...。
ラインを切ってしまう厄介なフグよりはマシですが!
釣り場にもよりますが、フグが大量発生していて道糸を噛み切られて仕掛けを一式ロストする被害も発生しています。
フグが多い場所では、ラインを傷付けられていないか要注意です。
今回使用している上の写真のチヌ針は、がまかつの 掛りすぎチヌ 2号 です。
針先が鋭くて強いため掛かりが良く、ハリスを結んだ時のチモト( 結び目 )もズレずにしっかりと固定されるおすすめのチヌ針です。
⇒ がまかつ 掛りすぎチヌ の詳細はこちら
海底のポイントにはカワハギが多くオキアミはもちろん、コーンやサナギのサシエも全く通用しないためエサ取りに強い練り餌にチェンジします。
ニンニクの匂いがとにかく強烈です( 笑 )
上の写真の高集魚レッドとアピールホワイトの2色の練り餌を使い分ける紅白のローテーション作戦で攻めます。
堤防の際にいるフナムシを網で捕まえてチヌ( クロダイ )のサシエにしてやろうと思いましたが...
ゴキブリのように動きが素早くてなかなか捕まえられず( 笑 )
「 フナムシは気持ち悪いから苦手! 」
と言う釣り師の方も多いような!?
紀州釣りの棒ウキにアタリが出にくいエサ取り名人のカワハギと格闘していると、次第にポイントの雰囲気が変わり...
外道のホシササノハベラやキュウセン( ギザミ )が釣れるようになります。
ダンゴアタリは出ませんでしたが、15時前に棒ウキが海中に入りそうで入らない押さえる感じの明らかに怪しい前アタリが発生します。
棒ウキが完全に海中に沈んだタイミングでアワセを入れると、サイズは微妙な感じでしたが、手ごたえ十分の強烈な引きで本命と確信!
しかし...釣れたのは、狙っていた本命のチヌ( クロダイ )とは違い鮮やかな黄色い鰭を持つキチヌでした!
※ キビレ や キビレチヌ とも呼ばれています。
見た目の魚体の形はチヌ( クロダイ )とほぼ同じですが、簡単な見分け方として上の写真のように 腹鰭や尻鰭と尾鰭( 下側 )が黄色い のが特徴です。
※ 上記の鰭が黄色くてもマダイのように丸い頭の個体はヘダイになります。
チヌ( クロダイ )とキビレ( キチヌ )を比較した時の生態や習性の違いと詳しい見分け方( 判別方法 )については...
⇒ チヌとキビレ( クロダイとキチヌ )の生態や習性の違いと見分ける方法
上記の記事で紹介しているので、よろしければ見分ける時の参考にしてください。
干潮前の前半戦は、キビレ一枚で終了でしたが、潮止まりの時間帯にひと休憩して夕マズメとなるチャンスの後半戦に備えます。
潮が下げから上げに変わった後の夕マズメも棒ウキにアタリがなくサシエだけが無くなるカワハギの猛攻は続きましたが...
突然ウキが海中に消し込む豪快なアタリが出ます。
今回もサイズに関しては微妙な手ごたえでしたが、00号のチヌ竿でエサ取りの魚とはひと味違う力強い引きを楽しんでからタモ入れフィニッシュ!
キビレよりサイズは少し小さくなりますが、釣れる夕マズメの時間帯を攻略して無事に狙っていた本命のチヌ( クロダイ )をゲットです。
今回は短時間の釣行でしたが、夕マズメの時合いで狙った通り本命を釣り上げて日没後にちょうどダンゴが終わり本日は納竿です。
◆ 本日の釣果( お持ち帰り )
夕マズメの時間帯に釣った食べ頃サイズのチヌ( クロダイ )1枚を釣り場で神経〆と血抜き処理してお持ち帰りです。
季節は秋の時期に突入したので、越冬に備えて脂も乗っていそうです。
今回の釣行で私が実践した紀州釣りでチヌ( クロダイ )が釣れる時間帯を狙う攻略法については...
⇒ チヌ( クロダイ )のフカセ釣りと紀州釣り「 釣れる時間帯の攻略法 」
上記の記事で紹介しているので、よろしければ参考にしてください。
【 関連記事 】
⇒ 管理人の釣行記の記事一覧ページ
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posted by Nao☆ at 17:02
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