2015年11月02日
小アジの食べ方「 骨まで美味しい干物フライの作り方の魚料理レシピ 」
防波堤( 堤防や波止 )などの釣り場で釣った小アジ( または、豆アジ )の美味しい食べ方となるおすすめの魚料理レシピを紹介します。
今回紹介する調理方法は...
捌いて味付けをした開きのアジを一度天日に当てて干してから、丸ごと油で揚げて背骨までサクッと美味しく食べられる 小アジの干物フライ の作り方です。
人気のアジの唐揚げやアジフライとは一味違うおかずやおつまみになるので、よろしければ紹介するレシピを参考に作ってみてください。
それでは、作り方の手順を説明します。
今回紹介する小アジ( または、豆アジ )の干物フライの魚料理レシピを思いついたキッカケについてですが...
干物の町として有名な静岡県沼津市のご当地グルメとして、日本テレビ系列の読売テレビで放送中の「 秘密のケンミンSHOW 」でアジの干物フライが紹介されました。
テレビ番組を見て...
「 自分で釣った小アジを使用して自作しても美味しいのでは?」
上記のように思ったからです。
釣った小アジで干物を作り油で揚げて食べてみると美味しかったので、私のブログを読んでいる読者の皆様にも詳しい作り方を紹介します。
◆ 小アジの干物とフライの作り方( 手作りの自作方法 )
まず最初に、防波堤( 堤防や波止 )などの釣り場で釣って自宅に持ち帰った小アジを捌き干物に加工するための下処理を済ませます。
背骨まで食べる場合は、10〜15cm 程度のサイズの小アジがおすすめです。
ちなみに、スーパーの鮮魚コーナーや魚屋さんで売られている小アジを材料に使用しても同様の作業工程で作ることができます。
出刃包丁を使用して小アジの頭を切り落としてから内臓を取り除き上の写真のように腹側に包丁を入れ背骨に沿って片側の身を開きます。
次に捌いて開いた小アジを塩分濃度が約 1.5% 程度の塩水の中に入れ 2〜3 時間ぐらい漬け込んで味付けします。
※ 鮮度を保持する( 水温を下げる )ために少し氷を入れています。
1 リットル( 1000ml )の水に対し、食塩 15g が分量の目安になります。
薄い味付けや濃い味付けと人それぞれ好みがあると思うので、食塩を増減して捌いた小アジを漬け込む塩水の塩分濃度を調整してください。
今回の魚料理レシピでは、薄めの味付け に設定しています。
捌いてから塩水で味付けした小アジをドライバスケットの中に入れて並べ太陽光の天日に当てて表面が乾燥するまでよく干します。
干す時間の目安は、湿度が低く空気が乾燥した晴れの日で 5〜6 時間程度です。
前日に小アジを捌き味付けして仕込みだけ済ませ翌日に干す場合は、上の写真のように塩水の中から取り出して冷蔵庫で一時保管することもできます。
上の写真のように表面が十分乾燥してカサカサになれば...
手作りした天日干しの 小アジの干物 の完成です。
冷蔵庫の中で数日間保存することも可能です。
自然の太陽光に当て天日干しにしてアジ本来の旨味が濃縮されているので、このまま七輪で炙ったり魚焼きグリルで焼いて食べても美味しいです。
手作りの干したての小アジの干物をそのまま 180℃ に加熱したサラダ油の中に入れて丸ごと素揚げにします。
素揚げにする時は、油はねに注意 してください。
小アジの干物を冷蔵庫で一時保管して表面が湿ってしまった時は、片栗粉をまぶしてから揚げると油がはねにくくなります。
背骨までサクッと美味しい 小アジの干物フライ( 素揚げ )の完成です。
油でよく揚げていればこのまま背骨まで美味しく食べられますが、上にレモン汁を搾って食べるのもおすすめです。
小アジ( または、豆アジ )のおすすめの食べ方なので、防波堤( 堤防や波止 )の釣り場で釣った時によろしければ干物フライを作ってみてください。
今回紹介した魚料理レシピ( 調理方法 )が参考になれば幸いです。
干物フライに調理するための小アジ( または、豆アジ )を海で釣って食材を自力調達したい方は...
⇒ トリック仕掛けで小アジのサビキ釣り釣行記「 釣り方やコツも紹介 」
上記の記事で釣り方を紹介しているので、よろしければ参考にしてください。
【 関連記事 】
⇒ 魚料理レシピ「 鮮魚の加工方法と自家製の美味しい干物の作り方 」
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posted by Nao☆ at 15:47
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