チヌ( 黒鯛 )釣り入門 > チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 アタリの取り方と見分ける判断法 」
2016年05月26日

チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 アタリの取り方と見分ける判断法 」



チヌ( クロダイ )のフカセ釣りの実釣中にアタリが無いまたはアタリに気付かないうちに刺し餌だけが取られてしまう現象を経験した方も多いと思います。


「 チヌ ( 黒鯛 ) 釣り入門 」 0840


今回は、フカセ釣りにおける アタリの取り方 と本命のチヌ( クロダイ )と外道のエサ取りの魚のアタリを見分ける判断方法を紹介します。

初心者さんにとってはマニアックなテクニックもありますが、分かりやすく説明するのでよろしければ釣行時の参考にしてください。



一般的なチヌ( クロダイ )のフカセ釣りの実釣シーンでは...


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上のイメージ図のように海面に浮いているウキの動きを見ながら海中に沈んで走り始めたタイミングでアワセを入れるアタリの取り方が基本になります。


ウキが海中に沈む = アタリと判断 = アワセ!


チヌ( クロダイ )のフカセ釣りでは、魚が釣り針に付けた刺し餌を捕食してもウキが殆ど動かず海中に沈まない非常に気付きにくいアタリも存在します。

それでは、アタリのパターンを紹介していきます。



1. ウキの周りに波紋が出る


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上の写真のように ウキの周りに波紋が出た時 がアタリで...


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多くの場合は、口が小さいまたは捕食が上手くて針掛かりしにくい小魚やエサ取り名人と呼ばれるカワハギのアタリの可能性が高いと判断できます。

仕掛けを回収すると釣り針に付けた刺し餌だけ綺麗に取られていたという時に上記のような非常に気付きにくいアタリが出やすいです。



2. ウキの流れが突然止まる


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海の釣り場は風が吹いたり潮が流れていて、フカセ釣りの実釣中にアタリを待つ時はウキをはじめ仕掛け全体が影響を受けて風下や潮下に流されます。

海面に浮く ウキの流れが突然止まった時 がアタリで、魚が刺し餌を捕食したままその場に留まり居食いをしている状態です。

仕掛けを回収しようとすると...


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外道の小魚が掛かっていたという経験をした方も多いのでは!?

主にネンブツダイやクロホシイシモチなどの動きが鈍いエサ取りのアタリの可能性が高いと判断できますが...


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チヌ( クロダイ )の居食いアタリも稀に起こります。



3. ウキ下のからまん棒の沈下速度が変化する


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フカセ釣りの仕掛けが遊動状態の時に有効なテクニックですが、上の写真のように釣り糸に取り付けた からまん棒の沈下速度が突然変化した時 がアタリです。

からまん棒が引っ張られることにより沈下速度が変化します。


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上のイメージ図のように魚が刺し餌( 釣り針 )に触れた時は...

釣り糸からまん棒ウキ

上記の順番で釣り師に伝わるので、ウキが海中に沈む前のタイミングでからまん棒に再現されるアタリを取ることができます。

からまん棒が見えなくなるまでの浅いタナで有効なアタリの取り方なので...


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タナを海底付近に設定するチヌ( クロダイ )のフカセ釣りシーンでは、海面付近まで浮くグレ( メジナ )などのアタリの可能性が高いと判断できます。

紹介した3つのフカセ釣りのアタリの取り方は、波が比較的に穏やかな釣り場でウキやからまん棒の動きを注意深く観察すると捉えることができます。

マキエ( コマセ )ワークのテクニックと複合させてエサ取りの魚を分離しながら釣ると本命以外の余計なアタリを減らすことも可能です。


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注意点として、上のイメージ図のようにラインメンディングを行って仕掛けに適度な張りを作らないと魚のアタリが取りにくくなります。

フカセ釣りの仕掛けは常に 直線に近い状態に保つ のが理想です。


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上の写真のように早朝や夕方のマヅメの時間帯はイエロー系で、日中の時間帯はオレンジ系でウキトップのカラーを使い分けると視認性も良くなります。



次にチヌ( クロダイ )のフカセ釣りの実釣シーンでラインの道糸や磯竿の穂先を利用するアタリの取り方を詳しく説明します。


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ポイントに仕掛けを投入したら上の写真のように道糸を張らず緩めずの状態にして保ち必要に応じて道糸を送りながら流して魚のアタリを待ちます。

フカセ釣りの仕掛けを潮に乗せて流す時は、リールのベールをオープンにしてスプールを指で軽く押さえながら行うと操作しやすいです。


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上のイメージ図のように 道糸が引っ張られて走った時 がアタリになり、ウキが海中に沈んだ直後に道糸までアタリが伝わります。


道糸が引っ張られて走る = アタリと判断 = アワセ!


チヌ( クロダイ )のフカセ釣りで道糸を利用するアタリの取り方のコツは...


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上の写真のようにポイントの水深や仕掛けの投入距離を計算して、道糸に目印となるウキ止め糸を結んで取り付けるとアタリの判断がしやすくなります。

道糸や ウキ止め糸が引っ張られて走った時 もアタリと判断することができます。


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魚のアタリが出て道糸が走り完全に張った後は、上のイメージ図のように最終的に手に持つ磯竿の穂先の部分までダイレクトにアタリが伝わります。

道糸が引っ張られて走りアワセを入れても魚が針掛かりしない時は、アワセのタイミングを遅らせて磯竿の穂先でアタリを取る方法が有効です。


道糸が張り磯竿の穂先に魚信が伝わる = アタリと判断 = アワセ!


ラインの道糸や磯竿の穂先を利用するアタリの取り方は...


波やうねりがあってウキが見えにくい時

仕掛けを遠投してウキが見えにくい時

ウキと一緒に仕掛け全体を沈める時


上記の釣況下で有効なテクニックです。

フカセ釣りの初心者さんにとっては難易度が高いアタリの取り方ですが、釣り場で経験を積んで感覚を掴めば習得することができます。

ウキと一緒に仕掛け全体を沈めるフカセ釣りの沈め釣りについては...


  チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 全層や半遊動の沈め釣りの釣り方 」.jpg
チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 全層や半遊動の沈め釣りの釣り方 」


上記の記事で紹介しています。


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チヌ( クロダイ )のフカセ釣りでは、上のイメージ図のように...

宙釣り底トントン這わせ釣り

取りやすい普通取りにくい

上記の順に魚のアタリの取りやすさが変化していきます。



今回紹介したチヌ( クロダイ )のフカセ釣りのアタリの取り方と外道のエサ取りの魚のアタリを見分ける判断方法が皆様の釣行時の参考になれば幸いです。



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posted by Nao☆ at 19:39 | チヌのフカセ釣り