2016年07月02日
チヌ( クロダイ )釣りの釣行時期やスタイルに合わせた釣法の選び方
当ブログでは、海釣りの対象魚として人気が高いチヌ( クロダイ )釣りをテーマにして フカセ釣り や 紀州釣り( ダンゴ釣り )の二大釣法を中心に...
フカセ釣りの延長としてより特化させた...
・ 遠矢ウキ釣法
・ チヌパワーくわせダンゴ釣法
・ 渚釣り釣法
・ カゴ釣り釣法
上記の釣法も紹介しています。
今回は、防波堤・堤防・波止・磯の釣り場へ釣行する時期( 季節 )や釣り師の方のフィッシングスタイルに合わせた釣法の選び方を提案していきます。
よろしければ釣行計画を立てる時の参考にしてください。
防波堤・堤防・波止・磯の釣り場から行うチヌ( クロダイ )釣りと言えば、ご存知の方も多いと思いますが フカセ釣り が一番人気の釣法になります。
上の写真のようにラインの道糸に円錐ウキ( ドングリウキや玉ウキ )または感度が高い棒ウキを取り付けた軽量かつシンプルな仕掛けを使用します。
チヌ( クロダイ )が好む成分が含まれた配合餌をオキアミに混ぜて撒き餌を作りポイントに撒きながら刺し餌を漂わせて( ふかせて )食わせます。
フカセ釣りは釣り味が良く チヌ( クロダイ )釣りの定番 と言える釣法で...
オキアミに混ぜる配合餌と刺し餌の種類を変更するだけでグレ( メジナ )などの様々な魚種に対応できるメリットがあります。
⇒ チヌ( クロダイ )のフカセ釣りの記事一覧ページはこちら
当ブログでは、フカセ釣りについて初心者さんにも分かりやすく解説しているので基本的な釣り方やテクニックを習得しておくことをおすすめします。
一般的なフカセ釣りは、上の写真のように海面に浮く円錐ウキやラインの道糸と磯竿の穂先を利用して総合的に魚のアタリを取る釣りになります。
海面に浮いているウキの動きの変化に一喜一憂して楽しみながら魚のアタリを取りたいフィッシングスタイルの方には...
自立式の棒ウキを使用する 遠矢ウキ釣法 を選ぶことをおすすめします。
遠矢ウキ釣法は、円錐ウキを使用する一般的なフカセ釣りと比較すると仕掛けを流す時の細かな操作のしやすさという点ではやや劣りますが...
魚のアタリをウキで視覚的に捉えやすい
上記のメリットが大きいので初心者さんにもおすすめです。
⇒ 遠矢ウキ釣法の解説ページはこちら
詳細については、上記の記事で紹介しています。
フカセ釣りや遠矢ウキ釣法において海水温が低い真冬の厳寒期から春の終わり頃までの時期は、エサ取りの小魚も比較的に少ないため釣りやすい環境ですが...
海水温が高い初夏から晩秋の時期は、エサ取り対策が必須の釣りになります。
マキエ( コマセ )ワークのテクニックを利用して撒き餌を打ち分けてエサ取りの小魚を分離したり、エサ取りに強い刺し餌に変更して対処します。
実釣中にエサ取りの小魚の猛攻に悩まされて苦戦している釣り師の方には...
刺し餌を小さなダンゴで包む チヌパワーくわせダンゴ釣法 をおすすめします。
刺し餌のエサ取り対策を強化できる
上記の効果があり、エサ取りに弱いオキアミでもチヌ( クロダイ )が釣れるタナに届けやすくなるというメリットがあります。
チヌパワーくわせダンゴの中に含まれる集魚成分で本命のチヌ( クロダイ )を海中のポイントに寄せることもできます。
⇒ チヌパワーくわせダンゴ釣法の解説ページはこちら
詳細については、上記の記事で紹介しています。
通常の防波堤・堤防・波止・磯の釣り場とは異なるフィールドになりますが...
海岸沿いの砂浜( ビーチ )から行う 渚釣り釣法 と呼ばれる釣り方もあります。
休日に家族や友人または恋人同士で海のレジャーの海水浴などを楽しむ方も多い身近な場所でも条件さえ揃えばチヌ( クロダイ )は釣れます。
砂浜から楽しむ渚釣りにチャレンジしてみたい釣り師の方は...
⇒ 渚釣り釣法の解説ページはこちら
上記の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
・ フカセ釣り
・ 遠矢ウキ釣法
・ チヌパワーくわせダンゴ釣法
・ 渚釣り釣法
上記の釣法は、杓と呼ばれる道具で撒き餌をポイントに撒く作業やエサ取りの有無に応じてマキエ( コマセ )ワークのテクニックが必要になります。
撒き餌を撒く杓を使用しないフィッシングスタイルのチヌ( クロダイ )釣りにチャレンジしてみたい釣り師の方には...
仕掛けにカゴを取り付ける カゴ釣り釣法 を選ぶことをおすすめします。
フカセ釣りのように杓で撒き餌を撒くスタイルの釣り方と比較すると道糸とハリスの間にカゴを取り付けるため仕掛けが少し重くなりますが...
カゴに詰めた撒き餌を直接海中のポイントに撒く
上記の違いがあり、撒き餌と刺し餌を海中で同調させる作業が簡単になります。
釣り味を極力損なわないようにフカセ釣りで使用しているロッドやリールをそのまま流用してライトタックルで楽しむことができます。
⇒ カゴ釣り釣法の解説ページはこちら
詳細については、上記の記事で紹介しています。
当ブログでは、これまでに紹介したチヌ( クロダイ )釣りの釣法より更にマニアックな 紀州釣り( ダンゴ釣り )と呼ばれる釣法も紹介しています。
上の写真のように米糠の中に砂や集魚剤を配合したダンゴのベースを作り...
チヌ針に付けた刺し餌をダンゴの中に入れて丸く握ります。
これまでに紹介した釣法と比較するとマニアックな釣り方になりますが...
刺し餌が確実にチヌ( クロダイ )のタナまで届く
上記のように沈下する刺し餌をエサ取りから守れる大きなメリットがあります。
チヌ( クロダイ )の紀州釣りと言えば、玄人の釣り師が楽しむイメージが強く参入のハードルが高くて難しそうと思う方も多いですが...
上の画像のように海水を加えるだけですぐに使える紀州釣り専用の市販のダンゴ配合餌も充実しているので、初心者さんでも手軽に楽しむことができます。
基本的に春夏秋冬オールシーズン楽しむことができますが、特にエサ取りが多くなる時期は沈下中の刺し餌を守り絶大な効果を発揮します。
エサ取りが少ない真冬から春先はフカセ釣りをメインにして、エサ取りが多い初夏から晩秋までは紀州釣りをメインにするなど...
釣行時期に合わせてフィッシングスタイルを変更することもできます。
⇒ チヌ( クロダイ )の紀州釣りの記事一覧ページはこちら
当ブログでは、紀州釣りについて初心者さんにも分かりやすく解説しています。
チヌ( クロダイ )釣りの釣法のバリエーションも広がるので、紀州釣りの基本的な釣り方やテクニックも習得しておくと釣果アップに繋がります。
今回提案したチヌ( クロダイ )釣りの釣行時期( 季節 )や釣り師の方のフィッシングスタイルに合わせた釣法の選び方が皆様の参考になれば幸いです。
posted by Nao☆ at 18:23
| チヌ釣りの基礎知識