2017年06月02日
チヌ( クロダイ )釣り釣行記「 藻場に潜む良型!フカセ釣り攻略編 」
釣行日 / 時間 : 2017年5月29日( 月 ) PM15:00 〜 PM21:00
海水温 : 21℃( 中潮 )
天気 : 晴れのち曇り /
チヌ( クロダイ )の乗っ込みシーズンも終盤を迎える春の終わりの堤防で、藻場に潜む良型を求めてフカセ釣りを楽しんで来ました。
藻が多い状況の特殊な釣り場を攻略する方法なども紹介しているので、よろしければ当ブログ管理人の釣行記もご覧ください。
今回は、良型のチヌ( クロダイ )が身を潜めている可能性が高い 藻場 と呼ばれる堤防の釣り場でフカセ釣りの実釣を行います。
釣り場の周囲に生えている藻の状態を見て回り...
チヌ( クロダイ )のタモ入れ作業がしやすい釣り座を確保します。
今回使用するタックル( ロッド&リール )は...
・ シマノ ボーダレス 420ML-T( 磯竿1号に相当 )
・ シマノ BB-X ハイパーフォース コンパクトモデル 1700DXG
上記の組み合わせです。
本音を言うと、シマノのチヌ竿 鱗海スペシャルRB 00-530 を使用して良型とのスリリングなやり取りを思う存分楽しみたいところでしたが...
チヌ( クロダイ )を掛けた時に藻切り藻抜きが必要になり、多少強引なやり取りも想定してバットパワーがある ボーダレス 420ML-T を選んでいます。
仕掛けの作り方などについては...
⇒ 春の乗っ込み時期のチヌ( クロダイ )攻略ポイントと釣り方のまとめ
上記の記事を参考にしてください。
今回使用する撒き餌( コマセ )の配合は...
⇒ オキアミ 1/2枚( 1.5kg )+ チヌパワームギスペシャル 1/2袋( 1.75kg )
今回使用する刺し餌は、自作したイエローオキアミをはじめコーンと練り餌の高集魚レッド・アピールホワイト・食い渋りイエローを用意しています。
準備を済ませて、チヌ( クロダイ )のフカセ釣りの実釣を開始します。
⇒ チヌ( クロダイ )が釣れる場所「 釣り場で見られる傾向のまとめ 」
当ブログ管理人の過去の経験から上記の記事で紹介している傾向に当てはめると釣れれば良型という 一発逆転タイプの釣り場 になります。
数釣りは期待できませんが、1枚の価値が高いサイズを狙います。
今回の作戦は、上に掲載したイメージ図のように藻が密集して生えている藻場の境目付近に集中して撒き餌( コマセ )を打ちポイントを作っていきます。
藻の中に直接仕掛けを投入してしまうと トラブルの原因 になるため藻場に潜んでいることが予想されるチヌ( クロダイ )を外に誘い出します。
藻場の境目がポイントとして有力
乗っ込みシーズンが終了した後もチヌ( クロダイ )は体力を回復するために藻場で身を潜める可能性が高く梅雨や真夏の時期も引き続き狙い目となります。
海水温が上昇して藻が無くなるまでの期間はおすすめです。
理想の展開は、上に掲載したイメージ図のように潮が右から左に緩やかに流れて海底に溜まった撒き餌( コマセ )の集魚成分が藻場まで拡散することです。
チヌ( クロダイ )が匂いを嗅ぎつけて興味を示し藻場の外に出て来るような展開になれば捕食活動を行うため刺し餌を食わせるチャンスになります。
当日の釣況ですが、海中の上層や中層に 小サバ が大量に群れていたためエサ取りに強い練り餌をメインに使用しながらフカセ釣りを組み立てます。
エサ取り対策を行ってからは、目立ったアタリはなく夕マヅメを迎えます。
午後19時を過ぎてからウキを消し込む明確なアタリが出ましたが、期待していた通りの重量感は伝わらず浮いて来たのは黒ではなく赤い方の マダイ です。
塩焼きなどにちょうど良い足の裏サイズ!
日が沈んで周囲が暗くなったので、電気ウキに交換してフカセ釣りを続行していると午後20時前に再びウキが沈みアワセ!
今回は重量感があり、藻場に向かって全力で走る( 戻る )ため奥深くに潜られないようにタメて止めながら魚を手前に寄せていきます。
魚を手前に寄せると今度は釣り座のすぐ左側に生えている暗闇の藻の中に突っ込んで動きが急に止まってしまいます。
ロッドとレバーブレーキリールを交互に操作して...
道糸を送りラインのテンションを緩めて様子を見る
魚が動き出したらロッドを立ててタメる
魚が浮いたらリールを巻く
上記のやり取りを何度か繰り返して魚を藻から抜き浮かせてタモ入れ!
魚の正体は、本命の チヌ( クロダイ )です。
※ 玉網の枠は 45cm
過去の経験から釣れれば良型という一発逆転タイプの釣り場なだけあって、サイズの方もまずまずの 40cm オーバーです。
アタリエサは、自作の にんにくイエローオキアミ です。
残った撒き餌( コマセ )を使い切り午後21時に納竿です。
◆ 本日の釣果( お持ち帰り )
・ チヌ( クロダイ ) 1枚
・ マダイ 1枚
あと、エサ取りの小サバが6匹です。
自宅に持ち帰ったチヌ( クロダイ )を捌いてみましたが...
胃袋の中には、細かく噛み砕いたコーンや黄色いムギなどが入っていて、アタリエサも自作のにんにくイエローオキアミだったことから...
黄色いエサによく反応する ことが分かります。
チヌ( クロダイ )のフカセ釣りシーンでは、自作のオキアミも有効になり、管理人おすすめの加工方法やアレンジレシピについては...
⇒ オキアミの加工方法「 海釣りの刺し餌を自作する時のアレンジレシピ 」
上記の記事で紹介しています。
管理人の釣行記として今回紹介した藻が多い釣り場でチヌ( クロダイ )を攻略する方法が皆様の参考になれば幸いです。
【 関連記事 】
⇒ 管理人の釣行記の記事一覧ページ
⇒ 魚料理レシピの記事一覧ページ
posted by Nao☆ at 17:40
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