2017年09月18日
フカセ釣り釣行記「 配合餌のみの撒き餌と黄色い押し麦で秋チヌ攻略 」
釣行日 / 時間 : 2017年9月14日( 木 ) PM17:00 〜 PM21:00
海水温 : 27℃( 小潮 )
天気 : 晴れのち曇り /
秋の時期の堤防でチヌ( クロダイ )のフカセ釣りを楽しんで来ました。
今回の釣行では、撒き餌に敢えてオキアミを入れず...
配合餌のみの撒き餌を使用する
撒き餌に自作した黄色い押し麦を配合する
上記の2つの条件を付けて秋のチヌ( クロダイ )を攻略していくので、よろしければ当ブログ管理人の釣行記もご覧ください。
当日は、16時を過ぎてから堤防の釣り場に到着して準備を開始します。
今回は、マルキューの配合餌の 爆寄せチヌ 1/2袋( 1.75kg )に...
自作した 黄色い押し麦 を 200cc 配合します。
黄色い押し麦を追加で配合して混ぜ合わせることにより、撒き餌の視覚効果を上げてチヌ( クロダイ )を集魚しつつ拾わせてポイントに足止めする作戦です。
最後に適量の海水を加えて混ぜ合わせればオキアミなしの撒き餌の完成です。
◆ オキアミを入れない理由
エサ取りの小サバが多いため敢えてオキアミを抜くことでチヌ( クロダイ )以外の外道の小魚をポイントに集め過ぎないようにしています。
過去の経験からこの時期に撒き餌の中にオキアミを入れるとエサ取りの小サバが大量に湧いて殆ど食べられてしまうので不要と判断!
今回使用する刺し餌は、オキアミの他に...
練り餌の 高集魚レッド・アピールホワイト・食い渋りイエロー と...
集魚剤の ニュー活さなぎミンチ激荒 を用意しています。
ニュー活さなぎミンチ激荒の中に含まれている さなぎ と コーン は、上の写真のようにチヌ針に付けて刺し餌としても使用することができます。
今回は、釣況を見ながら撒き餌にも配合していきます。
今回使用するタックル( ロッド&リール )は...
・ シマノ 鱗海スペシャルRB 00-530
・ シマノ BB-X ハイパーフォース コンパクトモデル 1700DXG
上記の組み合わせです。
仕掛けを作り準備を済ませて、夕方の17時にフカセ釣りの実釣を開始します。
当日の潮回りは小潮で干満の潮位の差は少ないですが、18時過ぎが干潮時刻になるため夕マヅメおよび干潮前後の時間帯を集中的に狙う作戦です。
実質3〜4時間の短時間釣行になります。
当日の釣り方についてですが、狙ったポイントに撒き餌を打って黄色い押し麦などの粒子と刺し餌を海底で同調させるイメージで釣っていきます。
チヌ( クロダイ )が海底に落ちている黄色い押し麦などの粒子を拾って食べている最中に漂う刺し餌を発見して食べるという流れです。
釣況の方は、オキアミを使用していないためエサ取りの小サバなどは完全回避できて海底に刺し餌を食べるカワハギがいます。
チヌ( クロダイ )がポイントに近付けば、刺し餌を食べるカワハギの行動が止まりチャンス到来という感じです。
フカセ釣りの実釣を開始してから1時間が経過した時に棒ウキのウキトップを2目盛り押さえ続ける前アタリが出た後にゆっくりと海中に消えてアワセ!
手応え十分の強烈な引きを楽しんでタモ入れします。
本命の チヌ( クロダイ )です。
アタリエサは...
・ 自作の黄色い押し麦 3粒
・ 激荒のカットコーン 1粒
・ 自作の黄色い押し麦 3粒
上記の黄色い押し麦とカットコーンのミックスサンドです。
今回のようにオキアミに強い反応を示す厄介なエサ取りを集め過ぎないように配合餌のみの撒き餌を作り使用するフカセ釣りでも...
チヌ( クロダイ )は釣れる
オキアミなしで作る配合餌や集魚剤のみの撒き餌の詳しい作り方は...
⇒ チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 配合餌や集魚剤のみの撒き餌作り 」
上記の記事で紹介しています。
次は、撒き餌に少量のニュー活さなぎミンチ激荒を配合して、チヌ( クロダイ )を飽きさせないように目先を変えて狙っていきます。
太陽が沈んで周囲が暗くなったので、仕掛けの棒ウキを電気ウキに交換して夜釣りに突入すると直後にウキの光が海中に消し込むアタリが出てアワセ!
最初に釣ったチヌ( クロダイ )より手応えがあるのでサイズアップを確信して強烈な引きをいなしながら丁寧にやり取りしてタモ入れします。
本日2枚目になる本命の チヌ( クロダイ )です。
アタリエサは、練り餌の高集魚レッドです。
撒き餌も残り僅か!
そして、時合い終了のお知らせ...。
フグにチヌ針ごと食べられてしまうようになり、チヌ( クロダイ )が釣れる雰囲気や気配が完全に消え休憩してポイントを休ませても釣況は好転せず...。
撒き餌も無くなったため本日は21時で納竿です。
◆ 本日の釣果( お持ち帰り )
・ チヌ( クロダイ ) 2枚
今回の釣行では、夕マヅメの時間帯と周囲が暗くなって夜釣りに突入した18〜19時の間に集中してアタリが出るという結果になりました。
チヌ( クロダイ )を捌いてみると...
胃袋の中には、時間が経過して色は少し薄くなっていますが、自作の黄色い押し麦やイガイなどがたっぷり詰まっていました。
客観的な事実から自作の黄色い押し麦は、チヌ( クロダイ )が実際に捕食していたため効果があったと言えるので...
チヌ( クロダイ )に黄色い押し麦が有効
当ブログの管理人が自作している黄色い押し麦の詳しい作り方は...
⇒ チヌ( クロダイ )釣りの餌「 黄色い押し麦の作り方( 自作方法 )」
上記の記事で紹介しています。
【 関連記事 】
⇒ 管理人の釣行記の記事一覧ページ
⇒ 魚料理レシピの記事一覧ページ
posted by Nao☆ at 00:06
| Comment(4)
| 管理人の釣行記
コメントいただきましてありがとうございます。
「 管理人の釣行記 」のカテゴリーは、日記になっているため
コメント機能を設置しております。
今回の釣行で使用した自作の黄色い押し麦は、作るのに少々手間は掛かりますが
チヌ( クロダイ )に対しては有効なのでぜひ使用してみてください。
「 コマセのムギは食うけど刺し餌にしても食わない 」
今回の釣行では、自作の黄色い押し麦6粒コーン1粒の複合餌パターンで実際に
食ってきたため刺し餌としても有効であるという結論になります。
次は、敢えてコーンを使わずに自作の黄色い押し麦8粒だけという刺し餌を
食わせてチヌ( クロダイ )を釣りたいと思います。
なかなかクロダイ釣れませんが大変参考になります。
黄色が有効とのことでコーンや練り餌のマダイイエローを使ってますがマダイイエローはサバが良く食って来ました。
黄色押麦も試してみたいと思います。
コメントいただきましてありがとうございます。
マダイイエローは、サバが良く食って来るということで撒き餌と仕掛けを投入
するタイミングを少しずらすと回避率が上がります。
私の場合ですが、先に仕掛けを投入して刺し餌がある程度沈んだタイミングで
撒き餌を打ち最終的に海底で同調させるイメージで釣っています。
撒き餌と刺し餌が一緒に沈んでいくと上層にいるサバに狙われやすくなるため
タイミングを少しずらして回避率を上げていく釣り方です。
サバのサイズが小さい場合は、マダイイエローを一回り大きく付けて沈下中に
食い込ませないようにする方法も有効になります。
黄色い押し麦を撒き餌に配合したり、刺し餌としてチヌ針に数粒付ける方法も
有効になるのでぜひ試してみてください。