2018年11月19日
チヌ( クロダイ )のフカセ釣り釣行記「 半渚釣り汽水域の良型攻略 」
釣行日 / 時間 : 2018年11月16日( 金 ) PM15:30 〜 PM19:30
海水温 : 21℃( 小潮 )
天気 : 晴れのち曇り /
11月も中旬になり、朝晩は冷え込むようになって間もなく冬を迎える晩秋の釣り場でチヌ( クロダイ )のフカセ釣りを楽しんで来ました。
今回は、水深が浅くて海底が砂地という半渚釣りの状態かつ川の水が流れ込んで塩分濃度も低い汽水域で良型のチヌ( クロダイ )を攻略していきます。
よろしければ当ブログ管理人の釣行記もご覧ください。
夏場は海水浴で賑わう砂浜の様子を見に行きましたが、11月なのに観光客が多かったため徒歩で2〜3分の場所へ移動して竿を出すことに決定しました。
釣り座の地面はコンクリートで立ち位置だけは砂の上ではありませんが、水深および海底の条件は砂浜での渚釣りとほぼ同じです。
よって、今回の釣行は状況的に 半渚釣り ということで( 笑 )
更に川の水も流れ込んでいて、当ブログの管理人が子供( 小学生 )の頃に潮干狩りを楽しんでアサリを獲った懐かしい思い出の場所でもあります。
当日の潮回りは、小潮で干満( 潮位 )の差がほとんどない状態でしたが、大潮の日の干潮時は水深が更に浅くなるので降りて遊べます。
上のイメージ図のような場所です。
今回の撒き餌( コマセ )は、マルキューの爆寄せチヌをベースにオキアミの代わりにニュー活さなぎミンチ激荒を配合しています。
配合した分量については...
⇒ 爆寄せチヌ 1/2袋 + ニュー活さなぎミンチ激荒 1/2袋
上記の通りです。
当日は、風が殆どなく波も穏やかで海面は凪の状態だったため配合餌はいつも通りの爆寄せチヌをチョイスしました。
一方で、浅場で波がある時は、撒いた撒き餌( コマセ )が波の影響を受けて海底のポイントに留まりにくくなるのでまとまりを重視して...
波に強い Bチヌ遠投 がおすすめです。
刺し餌は、上の画像の くわせオキアミスペシャルチヌ をはじめ...
・ ニュー活さなぎミンチ激荒のさなぎとコーン
・ 練り餌( 高集魚レッド / アピールホワイト / 食い渋りイエロー )
上記の6種類を用意しています。
今回使用するタックル( ロッド&リール )は...
・ シマノ 鱗海スペシャルRB 00-530
・ シマノ BB-X ハイパーフォース コンパクトモデル 1700DXG( 改 )
レバーブレーキリールに関しては...
⇒ レバーブレーキリールのカスタム「 ストレートレバーへの交換方法 」
上記の記事でカスタマイズしたものを使用します。
準備が整い午後15時30分に実釣を開始します。
当日のポイントの水深は、2m 程度と浅く海水も澄んでいて海底まで丸見えの状態なのでドローンを飛ばすといい動画が撮れそうな感じです( 笑 )
まずは、オキアミで様子見を行って一投目で キュウセン( ♂ )が釣れます。
二投目は、取られて何も起こらず...。
そして、三投目で チャリコ( マダイの幼魚 )が釣れます。
水深 2m 程度の浅場であってもエサ取りの小魚が集まっていると判断して、メインで使用する刺し餌を練り餌に切り替えます。
練り餌をメインに使いつつ激荒のコーンやさなぎという感じで!
練り餌は取られずに残りますが、噛み痕から小魚に攻撃されている模様...。
ウキに反応は出るものの紀州釣りのダンゴアタリのようなアタリが出ているので小魚たちが集まって練り餌を突いていると思われます。
正体は、小型のキュウセンか!?
撒き餌( コマセ )を撒いていると海面にも小魚が!
トウゴロウイワシだと思われます。
◆ PM 16:30 〜
夕方になり、エサ取り対策で練り餌をローテーションしていると急に前アタリからの本アタリという理想の展開になってアワセ!
全長 25cm 程度の足の裏サイズですが、チヌ( クロダイ )が釣れます。
やり取りしている時の手応えは十分でしたが、汽水域であるが故にハズレパターンのキビレ( キチヌ )を釣る場合もあるので本命で一安心( 笑 )
アタリエサは、練り餌の高集魚レッドです。
◆ PM 17:20 〜
釣り場の周囲が暗くなり、夜釣りモードに突入したタイミングで電気ウキが消し込み穂先まで伝わる豪快なアタリが出て 30cm クラスを一枚追加!
アタリエサは、練り餌の食い渋りイエローです。
LED ランタンの調子が悪くなってライトが極端に暗くなるという夜釣りでは致命的な嫌なトラブルが発生!
電池は、まだ残っているはずなのに...。
手でバシバシ叩いたら直った!
テレビのリモコンみたいに調子が悪い時は、叩けば何とかなる( 笑 )
話を戻して、夜になってもエサ取りの小魚がいます。
オキアミだけネンブツダイの餌食になり、コーン・さなぎ・練り餌は取られずに残るという釣況になっています。
◆ PM 18:00 〜
そして、良型のチヌ( クロダイ )を釣ります!
チヌ( クロダイ )のサイズが大きいため重量感があり、引きも強烈でスリリングなやり取りを楽しめました。
アタリエサは、練り餌の高集魚レッドです。
アタリ方は、非常に特殊で...
1. 電気ウキが海面に少しだけ沈むそして浮くパターンを何度も繰り返す
2. 暫く様子を見て何も起こらなくなったため仕掛けを回収する
3. ハリスがキンクしている ← 前兆現象
4. 急いでハリスを結び直し前回と同じ刺し餌を付けて仕掛けを投入する
5. 再び電気ウキが海面に少しだけ沈むそして浮くパターンを何度も繰り返す
6. やがて電気ウキが海面に少しだけ沈んだ状態で停止する
7. リールをゆっくり巻いてラインを張り聞いてみる
8. ラインを微妙に引っ張る感覚が穂先に伝わったのでアワセ!
上記の 1〜8 に及ぶ一連の駆け引きでした。
その後は、エサ取りの小魚のアタリが出る程度で撒き餌( コマセ )も終了したため本日は19時30分に納竿です。
◆ 本日の釣果( お持ち帰り )
・ チヌ( クロダイ ) 1枚
今回のフカセ釣りかつ半渚釣りの汽水域攻略では...
・ 1枚目 20cm クラス ⇒ 即リリース
・ 2枚目 30cm クラス ⇒ 一時キープして後にリリース
・ 3枚目 40cm クラス ⇒ キープしてお持ち帰り
上記のように合計3枚の釣果になり、釣ったチヌ( クロダイ )が徐々にサイズアップしていく展開になりました。
今回のような水深が浅い汽水域であっても集魚力を高めた撒き餌( コマセ )を撒けばチヌ( クロダイ )を寄せて釣ることができます。
年末年始あたりまでは、チヌ( クロダイ )にとって越冬前にエサを荒食いする時期になるので皆様も楽しんでください。
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posted by Nao☆ at 16:57
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