チヌ( 黒鯛 )釣り入門 > チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 遠投は有利なのか?不利なのか? 」
2019年04月08日

チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 遠投は有利なのか?不利なのか? 」



テレビの釣り番組などを見ているとチヌ( クロダイ )のフカセ釣りで仕掛けを沖に遠投するシーンがあり...

「 遠投した方が有利で釣れる 」

という印象を持つ釣り師の方もいると思います。


「 チヌ ( 黒鯛 ) 釣り入門 」 1681


今回は、チヌ( クロダイ )のフカセ釣りシーンで 遠投は有利なのか不利なのか という点について当ブログの管理人の実体験を交えながら紹介していきます。

よろしければフカセ釣りの釣行時の参考にしてください。



はじめに結論を言うと...


遠投は有利でもあり不利でもある


上記の通りになり、実際にチヌ( クロダイ )のフカセ釣りを行う釣り場および当日の釣況次第で遠投が有利になるのか不利になるのか明暗が分かれます。

遠投の基準( 飛距離 )については、釣り師の方により十人十色でそれぞれ目安がありますが、今回は 25m 以上 を遠投として紹介します。

それでは、具体例を挙げていきます。


釣り場の航空写真 1


上の画像は、当ブログの管理人が釣行する釣り場の航空写真になりますが、よく見ると沖に海の色が濃く変化する境目があることが分かると思います。


「 チヌ ( 黒鯛 ) 釣り入門 」 1682


海の色が濃く変化する境目付近は、上のイメージ図のように沖で水深が急に深く変化していて海底にはカケアガリが存在します。

チヌ( クロダイ )は、沖からまたは海底のカケアガリに沿って回遊して来る可能性が高いのでこのような釣り場では遠投が有利になります。


釣り場の航空写真 2


よって、フカセ釣りの仕掛けを遠投して沖のカケアガリ周辺を集中的に攻めていくことで釣果アップが期待できます。


釣り場の航空写真 3


上の画像のように少し沖にシモリがあるような釣り場( 特に地磯や沖磯に多い )も遠投が有利になります。


釣り場の航空写真 4


沖のシモリ周辺を集中的に攻める釣り方も釣果アップが期待できます。

沖にカケアガリがあるまたは沖にシモリがあるような釣り場では、届く範囲であればフカセ釣りの仕掛けを遠投してみることをおすすめします。


釣り場の航空写真 5


カメラ付きのドローンを飛ばして釣り場を空撮するのも1つの手ですが、ハードルが高いので Google マップ の航空写真を活用するのがおすすめです。

当ブログの管理人は、事前に Google マップで釣り場の周辺の地形を把握して遠投するかどうか臨機応変に行動するようにしています。

少々マニアックなアイテムですが...


  ワイヤレススマートGPS魚群探知機 Deeper Pro+

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Deeper Pro+ の詳細はこちら


上の画像のワイヤレススマート GPS 魚群探知機 Deeper Pro+ があると釣り場の水深や海底の状態をマッピングして正確に把握することができます。

興味がある方は、活用してみるのもアリだと思います。


「 チヌ ( 黒鯛 ) 釣り入門 」 1683


上のイメージ図のように極端な水深の変化がなく海底の形状が安定して沖まで比較的にフラットな大半の釣り場の場合は...

海底のカケアガリやシモリなど決定的なポイントになる場所がないという感じでありますが、こちらも遠投する方がやや有利になります。


沖にいるチヌ( クロダイ )を狙える


「 チヌ ( 黒鯛 ) 釣り入門 」 1684


一方で、風が強く吹き海が荒れるような釣況では、フカセ釣りの仕掛けを遠投すればするほど比例してコントロールが難しくなってしまい逆に不利になります。

追い風の場合のみ飛距離が伸びるというメリットもありますが...。

沖の潮の流れが極端に早くなった時もフカセ釣りの仕掛けがどんどん流されてコントロールが難しくなってしまい逆に不利になります。

遠投は、ラインをより多く出すため...


ラインが風に煽られる

ラインが表層の潮に流される


上記の理由から沖で撒き餌( コマセ )と刺し餌の同調が難しくなり、頭の中で描いたイメージとは異なる状態に陥りやすく釣果にも悪影響です。

風が強く吹く中でフカセ釣りの仕掛けを遠投してもその後に自分が思うようにコントロールできないと意味がありません。


◆ 釣り場の風速( m/s )と遠投が有利不利の目安

・ 風速 0〜4m/s ⇒ 遠投が 有利 な釣況
・ 風速 5〜9m/s ⇒ 遠投が やや不利 になる釣況
・ 風速 10m/s 以上 ⇒ 遠投が 不利 または遠投できない釣況


「 チヌ ( 黒鯛 ) 釣り入門 」 1685


チヌ( クロダイ )は 撒き餌( コマセ )を食べに集まる ことを踏まえて、無理をせずに距離を詰めて刺し餌を食わせるポイントを作った方が無難です。

スキルなどの個人差はありますが、チヌ( クロダイ )を遠投で狙っていて風や潮の流れの影響で上手くフカセ釣りを展開できない不利な時は戦略を変更します。


沖にいるチヌ( クロダイ )を近くに集める


例えば...


「 チヌ ( 黒鯛 ) 釣り入門 」 1686


上のイメージ図のように風が強く吹く中でフカセ釣りの仕掛けを 30〜40m 沖に遠投していたところを 15〜20m まで落として距離を詰めます。

そうすることで、フカセ釣りの仕掛けのコントロールを維持し撒き餌( コマセ )と刺し餌を同調させやすくします。


  チヌ( クロダイ )のフカセ釣り釣行記「 悪条件下の初冬のチヌ攻略 」.jpg
チヌ( クロダイ )のフカセ釣り釣行記「 悪条件下の初冬のチヌ攻略 」


上記の管理人の釣行記では、実際に風が強く吹いている悪条件の釣況下で臨機応変に行動してチヌ( クロダイ )を攻略しています。



チヌ( クロダイ )のフカセ釣りシーンにおいて仕掛けを沖に遠投することは有効と言えますが、風が強く吹くなど釣況によっては逆に不利にもなります。

遠投することだけにこだわり過ぎず皆様が釣行する釣り場の地形や当日の釣況に合わせて遠距離と近距離を使い分けることをおすすめします。



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posted by Nao☆ at 01:22 | チヌのフカセ釣り