2019年05月21日
チヌ( クロダイ )のフカセ釣り釣行記「 黄色い撒き餌で春チヌ攻略 」
釣行日 / 時間 : 2019年5月17日( 金 ) PM16:00 〜 PM21:00
海水温 : 19℃( 中潮 )
天気 : 晴れのち曇り /
真冬の厳寒期が終わり、令和元年の本格的な春の乗っ込みシーズン真っ只中の海岸でチヌ( クロダイ )のフカセ釣りを楽しんできました。
今回の釣行では...
チヌ( クロダイ )は黄色いエサに強く反応する
上記の習性を踏まえて、海中で目立つ黄色い撒き餌( コマセ )と黄色い刺し餌を複合させ良型を釣ることを目標にチヌ( クロダイ )を攻略してみます。
よろしければ当ブログ管理人の釣行記もご覧ください。
チヌ( クロダイ )のフカセ釣り専用の配合餌で作る撒き餌( コマセ )は...
上の画像のように 茶色系 や 白色系 がメインになり、現時点で黄色い配合餌というものは販売されていません。
なので、独自に着色して自作することにします。
チヌ( クロダイ )のフカセ釣りの配合餌は、マルキューの チヌパワーV10白チヌ をベースにして黄色い撒き餌( コマセ )を作ります。
遠投で飛距離を更に伸ばしたい場合は...
マルキューの Bチヌ遠投 をベースにすることも可能です。
まずは、バッカンの中にチヌパワーV10白チヌを 1/2 袋入れます。
そこに食品用の 黄色い着色料 を添加していきます。
今回の釣行では、撒き餌( コマセ )の中にオキアミは配合しないため着色料は付属のスプーンで山盛り5杯ほど添加します。
オキアミを使用する時は、着色料の添加量を倍にしてください。
チヌパワーV10白チヌと着色料をよく混ぜ合わせます。
更に...
⇒ チヌ( クロダイ )釣りの餌「 黄色い押し麦の作り方( 自作方法 )」
上記の記事で紹介している 自作の黄色い押し麦 を 100cc 配合して混ぜ合わせ...
集魚剤の ニュー活さなぎミンチ激荒 を 1/2 袋配合します。
乾燥した粉の状態のチヌパワーV10白チヌに着色料を添加して混ぜても見た目は白いままで色の変化はありませんが...
海水を加えていくと最終的に黄色く発色します。
よく練り込んで空気を抜けば黄色い撒き餌( コマセ )の完成です。
薄過ぎず濃過ぎずという黄色に仕上がり...
当日の釣り場は、海岸でポイントの水深も 2m 程度と浅く海水の透明度もかなり高いためチヌ( クロダイ )が好む濁りも出るようにしています。
濁りで警戒心を解きつつ黄色い撒き餌( コマセ )を塊のまま海底に届けて目立たせ同時に視覚にもアピールしていく作戦です。
更に黄色い撒き餌( コマセ )に合わせてチヌ針も黄色!
刺し餌のオキアミも黄色!
練り餌も黄色!
今回のチヌ( クロダイ )のフカセ釣りの釣行は、今までとは異なりとにかく黄色でゴリ押ししていきます( 笑 )
今回使用するタックル( ロッド&リール )は...
・ シマノ 鱗海スペシャルRB 00-530
・ シマノ BB-X ハイパーフォース コンパクトモデル 1700DXG( 改 )
上記の組み合わせです。
それでは、準備を済ませて16時からフカセ釣りの実釣を開始します。
おや?
自分の釣り座のすぐ近くに何かいる!
何とミノカサゴ登場!
どうやら応援しに来てくれた模様( 笑 )
当日の釣況ですが、エサ取りの小サバが群れています。
ゴールデンウィークに突入する前( 4月の中旬 )あたりから釣り場の周辺で小サバが回遊するようになりました。
開始早々オキアミが一切通用しない釣況になったためチヌ針に練り餌を少し大きめに付けて小サバを回避しながらフカセ釣りを組み立てます。
小サバたちが練り餌にアタックしたアタリは、アワセを入れても意味がないので相手にせずひたすら無視することにします。
その後...
チヌ( クロダイ )は釣れますが、肝心なサイズが微妙です。
今回の目標は...
「 黄色い撒き餌( コマセ )と黄色い刺し餌を複合させ良型を釣る 」
なので、サイズアップを狙います!
間もなく夕マヅメです。
そして、チャンスが訪れます。
1. ウキを10秒ぐらい押さえる
2. しかし何も起こらずウキが元に戻る
3. 仕掛けを回収するとハリスがキンクしている
明らかにチヌ( クロダイ )がいると思われる前兆現象が発生したためハリスを結び直して再び同じ刺し餌で勝負します。
1. 再びウキを押さえる
2. 前回よりも早いタイミング( 5秒だけ待って )でアワセ!
「 よっしゃ!」と思った途端の出来事です。
チヌ( クロダイ )が大激怒して暴走してしまいやり取りを開始してから10秒程度でハリスをブチ切られてしまいます。
手応え的にバラしたサイズは 40cm 前後だと思われます。
バラした反動で暫くアタリが止まりましたが、釣り場の周囲が暗くなり始めると再びチャンスが訪れます。
1. ウキが僅かに沈むそして元に戻る挙動を繰り返す
2. ウキを少し押さえる
3. そのままウキが海中にゆっくり沈んでいく
4. 本アタリと判断して勝負のアワセ!
三度目の正直でチヌ( クロダイ )を無事にゲットします。
アタリエサは、練り餌の 食い渋りイエロー です。
メジャーで検寸してみると 40cm はあったので...
「 黄色い撒き餌( コマセ )と黄色い刺し餌を複合させ良型を釣る 」
という目標は何とか達成します。
チヌ( クロダイ )の口の中を確認すると今回掛けたチヌ針しか確認できなかったためハリスをブチ切って逃げた個体ではないみたいです。
ハリスをブチ切った奴は、果たして 40cm あったのかなかったのか...。
自作した黄色い撒き餌( コマセ )は、残り僅かとなりましたが、すべて使い切ったところで本日は21時に納竿です。
◆ 本日の釣果( お持ち帰り )
・ チヌ( クロダイ ) 1枚
今回のフカセ釣りの釣行では、サイズが微妙なチヌ( クロダイ )が釣れて夕マヅメにはハリスをブチ切られてバラしてしまうというミスもありましたが...
最終的に黄色い撒き餌( コマセ )と黄色い刺し餌( 食い渋りイエロー )を複合させ良型のチヌ( クロダイ )を攻略することができました。
白い配合餌に食品用の黄色い着色料を添加して、海中で目立たせる方法も有効なのでよろしければチャレンジしてみてください。
今回は、黄色い撒き餌( コマセ )の作り方を紹介して良型のチヌ( クロダイ )を攻略する管理人の釣行記を書きました。
当ブログでは、黄色い刺し餌の作り方も紹介しています。
詳細については...
⇒ オキアミの加工方法「 海釣りの刺し餌を自作する時のアレンジレシピ 」
⇒ チヌ( クロダイ )釣りの練り餌「 自作の食い渋りイエローの作り方 」
上記の記事でそれぞれ紹介しています。
【 関連記事 】
⇒ 管理人の釣行記の記事一覧ページ
⇒ 魚料理レシピの記事一覧ページ
posted by Nao☆ at 00:53
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