2019年10月05日
チヌ( クロダイ )のフカセ釣り釣行記「 生さなぎ黒鯛で秋チヌ攻略 」
釣行日 / 時間 : 2019年10月1日( 火 ) PM16:00 〜 PM22:00
海水温 : 25℃( 大潮 )
天気 : 晴れのち曇り /
実は、7月の下旬に怪我をしてしまい暫くの間は無理をせず治療に専念していたため釣行できない状態でした。
時間は掛かりましたが、怪我も回復したのでリハビリを兼ねてチヌ( クロダイ )のフカセ釣りを楽しんできました。
今回は、さなぎの臭いが強烈なヒロキューの配合餌の 生さなぎ黒鯛 を使用して秋のチヌ( クロダイ )を攻略していきます。
よろしければ当ブログ管理人の釣行記もご覧ください。
普段の釣行では...
各種の配合餌+集魚剤( ニュー活さなぎミンチ激荒 )という撒き餌( コマセ )の配合パターンを多用していますが...
今回は、初めて 生さなぎ黒鯛のみの単品使用 で勝負します。
ヒロキューの生さなぎ黒鯛には、視覚効果の高い 黄色い麦 と コーン の他に...
粒状の さなぎ が含まれています。
製品のパッケージに「 生さなぎ&黄麦大量配合!」と書かれていましたが、さなぎに関しては、手で触った感じ生ではないような気が( 笑 )
普段ニュー活さなぎミンチ激荒を使用しているのでそう感じるのかも!?
釣り場で海水を加えて撒き餌( コマセ )の完成です。
生さなぎ黒鯛の基本ブレンドは...
⇒ オキアミ 1/8角 ×1 + 生さなぎ黒鯛 1袋 + 海水 300cc
と書かれていますが、従わずに完全無視で( 笑 )
よって、オキアミや他の集魚剤を配合せず生さなぎ黒鯛に適量の海水を加えただけのシンプルな撒き餌( コマセ )でフカセ釣りを楽しみます。
生さなぎ黒鯛を撒くだけで釣れるのか!?
刺し餌の方は、生さなぎ黒鯛の特徴を踏まえて、さなぎが大量に配合された練り餌の 荒食いブラウン をはじめ...
・ くわせオキアミスペシャルチヌ
・ ニュー活さなぎミンチ激荒のコーン( 自作量産品 )
・ 高集魚レッド
・ 食い渋りイエロー
上記を用意しています。
「 ヒロキューの配合餌を使うのに刺し餌はすべてマルキューかよ!」というツッコミは無しの方向でお願いします( 笑 )
今回使用するタックル( ロッド&リール )は...
・ シマノ 鱗海スペシャルRB 00-530
・ シマノ BB-X ハイパーフォース コンパクトモデル 1700DXG( 改 )
上記の組み合わせです。
準備が整ったので16時にフカセ釣りの実釣を開始します。
序盤の釣況は、上層〜中層に小サバの群れ...
小サバの群れをかわして刺し餌を底層まで届けるとトラギスに...
オオモンハタに...
マダイの幼魚のチャリコなどエサ取りたちのオンパレードです。
どうやらエサ取り名人のカワハギもポイントで群れているようでフカセ釣りの仕掛けを投入する度に刺し餌が無くなるという釣況です。
秋の時期らしくエサ取りが多いです。
おそらく撒き餌( コマセ )の中にオキアミを入れていたらもっと大変なことになっていたと思われます。
今回のフカセ釣りの釣行で初めて新製品の 荒食いブラウン を購入して使用してみましたが、さなぎの香ばしい臭いは...
紀州釣りなどで使用する細びきさなぎと同じでした( 笑 )
荒食いブラウンは、エサ取りの小魚にも好評であったため後はチヌ( クロダイ )に食わせて釣るのみです。
生さなぎ黒鯛との相性も良いと思います。
エサ取りの猛攻( 特にカワハギがしつこい )は日没まで続きましたが、夕マヅメのタイミングで今までとは違うアタリが発生します。
サイズは 30cm 弱になりますが、本命の チヌ( クロダイ )です。
アタリエサは、荒食いブラウン です。
さなぎの強烈な臭いでチヌ( クロダイ )を寄せてさなぎの練り餌を食わせるという作戦は成功です。
生さなぎ黒鯛の撒き餌( コマセ )は、まだたっぷり残っているのでこれからフカセ釣りの夜釣りに突入していきます。
10月なのに気温が 30℃ を超えて日中は非常に暑かったですが、日が沈み夜になると気温も 25℃ 以下になり快適な夜釣りが楽しめます。
チヌ( クロダイ )は、夜行性の一面もあるので秋の夜釣りもおすすめです。
フカセ釣りの夜釣りに突入するとエサ取りの猛攻が止まり、刺し餌も頻繁に残るようになったので次は試験的に...
・ 荒食いブラウン
・ 高集魚レッド
・ 食い渋りイエロー
上記の3種類の練り餌をミックスしてチヌ針に付けたら食ってきました。
今回のようにアタリエサを探す練り餌のチョイスに迷った時は、敢えてミックスしてチヌ針に付けてみるという作戦も有効です。
チヌ( クロダイ )の気配が消えるとフグに邪魔されたり...
暫くの間は...
・ 練り餌を付けると無反応で残る
・ オキアミを付けるとネンブツダイやクロホシイシモチの餌食になる
というパターンが続きます。
そして、実釣終盤の21時を過ぎたタイミングで再びアタリが発生します。
約2時間ぶりに チヌ( クロダイ )が釣れます。
アタリエサは、オキアミ です。
サイズは見ての通り微妙でしたが、ネンブツダイやクロホシイシモチと一緒に小型のチヌ( クロダイ )が撒き餌( コマセ )を拾って食っている感じです。
そこで...
⇒ チヌ( クロダイ )のフカセ釣り「 サイズアップを狙う方法とコツ 」
上記の記事で紹介しているサイズアップ作戦を実行します。
上のイメージ図のように刺し餌を置く位置を撒き餌( コマセ )の中心部から少しずらして( 敢えて同調を外して )様子を見ます。
ホームの釣り場の癖と自身の経験上...
1. チヌ( クロダイ )は左斜め沖方向から回遊してくる
2. 小型ほど撒き餌( コマセ )の中心部にいて大型はその周囲にいる可能性が高い
3. 底潮が左方向に流れているためチヌ( クロダイ )は潮下から食ってくる
上記の3点が根拠になります。
そして、狙い通り チヌ( クロダイ )のサイズアップにも成功!
アタリエサは、荒食いブラウン+高集魚レッド のマーブル練り餌です。
実釣終盤サイズアップに成功して、本日は22時に納竿です。
今回の釣行では、初めての試みでヒロキューの配合餌の生さなぎ黒鯛を単品使用してフカセ釣りの実釣を行ってみました。
最終的には、チヌ( クロダイ )4枚の釣果となりました。
生さなぎ黒鯛は、さなぎの臭いも強烈なためチヌ( クロダイ )をポイントに寄せる力もあり、海水を加えて撒くだけで釣れたので...
とにかくシンプルな撒き餌( コマセ )でフカセ釣りを楽しみたい
という釣り師の方にもおすすめです。
次回の釣行では、別の配合餌と生さなぎ黒鯛を混ぜた撒き餌( コマセ )を使用してチヌ( クロダイ )を攻略してみたいと思います。
生さなぎ黒鯛は、その他に紀州釣りのダンゴにも使えそうです。
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posted by Nao☆ at 23:17
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