釣行日 / 時間 : 2024年2月8日( 木 ) PM14:00 〜 PM17:15
海水温 : 16℃( 中潮 )
天気 : 晴れのち曇り /
真冬の厳寒期の堤防で寒グレ( メジナ )のフカセ釣りの予定でしたが、釣況が悪く魚種変更して寒チヌ( クロダイ )のフカセ釣りを楽しんできました。
よろしければ当ブログ管理人の釣行記もご覧ください。
当日は、寒グレ( メジナ )のフカセ釣りを楽しむ予定だったため配合餌は、いつもの爆寄せチヌではなく...
オキアミ と 爆寄せグレ を用意しました。
半解凍状態のオキアミ 1.5kg をスコップで軽く崩してから...
配合餌の爆寄せグレを1袋入れてよく混ぜ合わせ最後に海水で水分量を調整して本日の撒き餌( コマセ )の完成です。
本日の刺し餌は、真冬の厳寒期なので...
1. 無加工の生オキアミ
2. 撒き餌から拾った爆寄せグレ味の生オキアミ
3. くわせオキアミスペシャル( M )
上記のオキアミ3種類を釣況に合わせて使い分けていきます。
今回使用するタックル( ロッド&リール )は...
・ シマノ ボーダレス 420ML-T
・ シマノ 22 BB-X ハイパーフォース C3000DXXG S R
上記の組み合わせです。
フカセ釣り全遊動仕掛けの詳細( 使用パーツ )は...
・ 道糸( ナイロン 2号 )
・ 釣研トーナメントゼクト S( 浮力 G5 )
・ 潮受直結ストッパー
・ ハリス( シーガー 1.75号 / ストロングノット直結 3m )
・ ガン玉( 潮流に合わせて G3〜G8 使い分け )
・ がまかつ掛りすぎ口太( 3〜5号 )
上記の通りです。
◆ 14:00 〜
準備が完了したので、フカセ釣りの実釣を開始します。
ポイントの水深は、深い場所で 5m 程度なので、風や海面の流れを避ける目的でウキは沈め気味程度に設定して釣ります。
真冬の厳寒期なので、手前に撒き餌( コマセ )を打っても潮の流れに乗ってそのまま沈んでいくだけでエサ取りの小魚の姿はなし!
暫くして自分の釣り座のすぐ左側の堤防の際に 20cm 程度のコッパグレの姿が見えるようになり、狙ってみますが...
・ 撒き餌( コマセ )への反応が鈍く沖にも出て行かない
・ 刺し餌を完全に見切って避ける
グレ( メジナ )は、刺し餌をまったく食べようとしません。
・ 掛りすぎ口太のサイズを下げてみる( 5号 → 3号 )
・ オキアミの殻を剥いて柔らかい身の部分をグレ針に付けてみる
上記の対策を施し針に掛けましたが、食いが渋いうえにアワセも弱く掛かりが浅かったようでバラしてしまい完全にスレて終了しました...。
際釣りは、もう諦めます( 笑 )
堤防の際にいた カサゴ と
ササノハベラ は簡単に釣れましたが!
堤防の際を注視しつつ沖目のポイントを探ってみますが、グレ( メジナ )がいる気配はなく刺し餌のオキアミもまったく取られません。
真冬の平日なのに釣り人だけは多く周囲も釣れていない模様...。
◆ 16:30 〜
堤防の際にパラパラと撒き餌( コマセ )を撒きながら沖目のポイントを探っていると足下に大きな魚影が!!
海底に溜まったエサを拾って食べているようです。
爆寄せグレの荒い粒子が海底に溜まり、チヌ( クロダイ )が食べに来るという過去の経験を踏まえて、大きな魚影の正体を確かめる釣りに切り替えます。
堤防の際で大きな魚を掛けるとケーソンの隙間に突っ込まれてハリス切れするという残念な結果になる可能性が高いです。
そこで、撒き餌( コマセ )を縦に切りながら撒いて、堤防の際から 4〜5m 先に大きな魚が移動するように誘導して海底にポイントを作ります。
大きな魚は、海底に落ちているエサを拾って食べている ので、撒き餌( コマセ )の中から爆寄せグレの匂いと味が付いたオキアミを拾って刺し餌にします。
見た限りエサ取りの小魚の姿はないので後は...
1. 潮受けストッパーの動き
2. 円錐ウキの動き
上記の2点でアタリを取ります。
海水の透明度が高く偏光グラス越しに海中の様子が丸見えだったため...
・ チヌ( クロダイ )が海底に置いた刺し餌を拾って移動する
・ 同じタイミングで潮受けストッパーも一緒に動く
・ 海面直下の円錐ウキがゆっくり沈む
上記の3つの現象が起こり、本アタリと判断してアワセを入れました。
狙い通り、丸々と肥えた 寒チヌ( クロダイ )を釣り上げました!!
魚体が綺麗で腹もパンパンに膨らみ体高もあります。
もしかして、乗っ込みの個体!?
よく釣り人から 見えるチヌ( クロダイ )は釣れない と言われますが、今回のように釣り方の工夫次第で戦略的に狙って釣ることもできます。
当日は、魚影が薄くこれ以上粘っても釣れないだろうと判断して、17時を過ぎて日没のタイミングで明るいうちに納竿しました。
夜釣りは、寒いのでやめます。
◆ 本日の釣果( お持ち帰り )
・ 寒チヌ( クロダイ ) 1枚
今回は、真冬の厳寒期ということもあり、夜釣りなしの短時間釣行でしたが、良型の寒チヌ( クロダイ )に出会うことができて楽しめました。
本来は、寒グレ( メジナ )狙いの釣行でしたが、コッパグレすら釣ることができず敗北したので、無かったことにします( 笑 )
次回リベンジ釣行するかも!?
自身の『 爆寄せグレでチヌ釣れる説 』は、今も継続中!
持ち帰ったお腹パンパンの寒チヌ( クロダイ )を捌いてみたら予想通り内臓脂肪がたっぷりと詰まっていて、更に卵もあり乗っ込んでいました!
まだ季節は2月の上旬で真冬ですが、既に乗っ込みは始まっているようです。
胃袋の中には、海藻もたっぷり詰まっていました。
超肉厚なので マッスルチヌ といったところでしょうか?
季節が進むと内臓脂肪が完全に無くなり産卵を機に身も痩せて不味くなるので、今の時期の寒チヌ( クロダイ )と呼ばれる個体が一年の中で一番美味いです。
捌いてみて嫌な臭みもなかったので、お刺身や昆布締めにして食べようと思います。
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