当ブログでは、過去にダンゴの配合レシピの記事を投稿しましたが、あれから年月が経過して、ダンゴの配合も更に進化を遂げています。

今回は、当ブログの管理人が試釣を重ねて完成した紀州釣り( ウキダンゴ釣り )の最新 ダンゴの配合レシピ を紹介します。
よろしければ、ダンゴを自作する時の参考にしてください。
最終更新日:2024年8月17日
始めに紀州釣り( ウキダンゴ釣り )のダンゴの配合は、釣り人により使用感などの好みがあるため今回紹介する内容が必ずしも正解という訳ではありません。
自分の頭で考え微調整を加えながら理想のダンゴを完成させることが要求されるため初心者さんにとっては、少々難しい内容になるかもしれません。
その点は、ご了承いただき記事を読み進めてください。
◆ ダンゴを配合する時の材料5選
1. 米ぬか

紀州釣り( ウキダンゴ釣り )のダンゴの主原料になる 米ぬか で、コイン精米所に行けば基本無料で入手できます。
気温が高くなる春から晩秋の時期は、コクゾウムシ・コナナガシンクイムシ・シメマダラメイガの幼虫が湧きやすくなります。

米ぬかに 米唐番 などの防虫剤を入れて保管することをおすすめします。
2. 珪砂または海砂

紀州釣り( ウキダンゴ釣り )のダンゴに適度な比重を持たせて早く沈むようにしつつ着底後もスムーズにバラケやすくするための 珪砂 です。
珪砂の5〜7号を単品または一定の容量比率で混ぜてダンゴに配合します。

ホームセンターなどで安く購入できます。

条件付きではありますが、ビーチの 海砂 もダンゴの配合に使用できます。

珪砂と同じ サラサラとしたきめ細かい粒度 なら対応できます。
一方で、粒子が荒い海砂を配合してしまうとダンゴの投入や割れを自身の握り加減で自由にコントロールすることが困難になります。
まずは珪砂を購入してみて、粒子の状態や実際の使用感を把握した後にビーチの海砂と比較して、ダンゴの配合に向くかどうか判断することをおすすめします。
3. さなぎ粉

紀州釣り( ウキダンゴ釣り )のダンゴに集魚力をプラスして、更に着底後のバラケも促進する集魚剤の さなぎ粉 です。
乾燥させて粉末状に加工されているため香ばしい香りがします。

マルキューの 細びきさなぎ が定番になります。
4. 押し麦

紀州釣り( ウキダンゴ釣り )のダンゴに配合して、エサ取りの小魚たちに拾わせて捕食音でチヌ( クロダイ )を呼び寄せる効果が期待できる 押し麦 です。
押し麦は、粒が大きいためダンゴのバラケも促進します。
自身が利用するスーパーなどで販売されている食品の押し麦や釣具店で販売されている釣り用の押し麦どちらでも対応できます。

一般的な白い押し麦で十分ですが、黄色や赤色に着色された市販品もあり、食品用の着色料で任意の色に染めて自作することもできます。
チヌ( クロダイ )は、黄色いエサに興味を示すという研究結果もあるので、期待を込めて、カラー押し麦を一緒に配合するのも有効だと思います。

実際に持ち帰ったチヌ( クロダイ )を捌くと胃袋に大量のカラー押し麦が入っていることも多々あるので、ポイントに足止めする効果も期待できます。

白色以外に黄色や赤色の押し麦も捕食しています。

⇒ チヌ( クロダイ )釣りの餌「 黄色い押し麦の作り方( 自作方法 )」
5. 生アミエビ

紀州釣り( ウキダンゴ釣り )のダンゴの集魚力を底上げする 生アミエビ です。

釣具店で販売されている冷凍アミエビブロック( アミエビレンガ )を解凍して、少しずつダンゴに配合して使用します。

アミエビブロックを解凍するのが面倒な方は、常温保存ができる本生タイプのアミエビで代用することもできます。
一方で、アミエビの他に別の粉末成分が入っていたり、添加物で粘りを付けた商品を使用するとダンゴが割れにくくなるというリスクもあります。
Tsulino の 国産素材の生アミエビ が解凍した生アミエビに使用感が近いです。
◆ ダンゴの配合手順

紀州釣り( ウキダンゴ釣り )のダンゴを作る時は、重量比ではなく 容量比 で各材料を順番に配合していきます。
当ブログの管理人の場合は、100均のダイソーで購入した 1100cc のプラスチック製容器( タッパー )を使用しています。
それでは、順番にダンゴの材料を配合していきます。

米ぬか 5杯( 5500cc )

珪砂( 今回は6号 ) 1杯( 1100cc )
米ぬかと珪砂の比率を 5:1 にすると多くの釣り場に対応できます。
チヌ( クロダイ )が中層に浮く釣り場でダンゴの沈下速度を遅くしてアピールする時や冬から春先の低活性時期でゆっくり攻めたい時は...
⇒ 6:1 、7:1 、8:1
上記のように米ぬかと珪砂の比率を任意で変更してください。
珪砂の使用例は...
・ 5号:6号:7号 ⇒ 1:1:1
・ 5号:7号 ⇒ 1:2
・ 6号 ⇒ 単品使用
上記の容量比で混ぜ合わせたものを事前に作って1杯( 1100cc )または珪砂の6号を単品で1杯( 1100cc )という配合になります。
異なる号数の珪砂を混ぜることで握ったダンゴが 芯残りしにくくなる ので、釣行する時期および釣り場の状況に応じて使い分けてみてください。

さなぎ粉 300cc 〜 500cc

押し麦 100cc 〜 200cc
※ エサ取りが少ない冬から春先は 100cc 程度に減量する

ダンゴをアレンジして、白・黄・赤の押し麦をそれぞれ混ぜ合わせてカラフルにするアピール配合パターンも作れます。
カラー押し麦の使用例は...
・ 白 ⇒ 100cc
・ 黄 ⇒ 50cc
・ 赤 ⇒ 50cc
皆と同じダンゴはつまらないという方におすすめですが、白い押し麦だけの配合より釣れるとは限らないので、無理にカラフルにする必要はありません。
個人的に水深が浅い釣り場では、視覚効果があると感じます。

事前に 米ぬか、珪砂、さなぎ粉、押し麦 を使う分だけ量ってジップロックに入れておけば、そのままジッパーを閉じて釣行日まで数日保管しておくこともできます。
当日に配合する場合は、材料を直接バッカンに入れても大丈夫です。

生アミエビ 200cc 〜
生アミエビは集魚力が高いため時期によっては、エサ取りの小魚を集め過ぎてしまうリスクもあるため 釣況を見ながら少しずつ配合 していきます。
水分量が多い生アミエビを ダンゴの上層だけ 混ぜ合わせて、エサ取りが集まったら下層のダンゴを掘り起こし集魚力を徐々に薄めながら海水で水分調整します。
チヌ( クロダイ )もエサ取りも高活性になる夏と秋は、敢えて生アミエビを入れずにシンプルな 素ダンゴ で勝負するのも1つの手です。
・ 米ぬか 5500cc
・ 珪砂( 6号 ) 1100cc
・ さなぎ粉 500cc
・ 押し麦 200cc
・ 生アミエビ 200cc
上記の配合が ダンゴ1セット分 になり、3〜4時間の紀州釣り( ウキダンゴ釣り )を楽しむことができます。
当日の手返しの頻度にもよりますが、丸1日( 10時間前後 )楽しむ場合は、ダンゴが2.5〜3セットぐらい必要になります。
米ぬかと珪砂の比率を踏まえて、必要量用意してください。
◆ 自作のダンゴの釣果

紀州釣り( ウキダンゴ釣り )のダンゴを自作すると必要な材料を釣行する釣り場や自分の好みに合わせて自由に配合することができます。
もちろん、チヌ( クロダイ )も釣れます!

自作する面倒な手間を省きたい方は、すぐに使える 市販のダンゴ を...

コスパ重視で配合にも拘りたい方は、ひと手間かけた 自作のダンゴ を...

個人的な見解というか極論を言いますが、釣果は市販のダンゴ材と互角または独自のアレンジを加えることにより、市販のダンゴ材よりも確実に釣れます!!
紀州釣り( ウキダンゴ釣り )のダンゴを自作してみたい方は、今回紹介した内容を参考にぜひチャレンジしてみてください。
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